こんにちクマ🐻
今回は表題通り、米国の高配当株についての記事を書いたクマよ。
投資を始めたばかりの方でも、ある程度投資歴がある方でも、米国の高配当株が気になる!という方は非常に多いクマね。
ググれば出てくる記事やブログ、証券会社の特集記事、インフルエンサーの投稿などでよく出てくる、いわば「ザ・米国の高配当株」といえば、T、XOM、VZ、MO、BTI、PM、IBMあたりクマね。
今回は、それ以外にどんな銘柄があるのか、純粋に米国の高配当ランキングTOP20銘柄の顔ぶれはどうなのか?みんな気にはなるけど、意外と調べている人が少ないので、クマが調べてみたクマ!
一部日本では買えない銘柄があるけど、ランキングを出すにあたって排除はしなかったので、ご了承くださいクマよ🐻
(日本で買えない銘柄を買う方法は「日本では買えない銘柄を買えるような証券会社は?」の章に書かせてもらったクマ!)
✅特に米国の有名どころ(T、XOMなど)以外の高配当株を知ることができる
✅米国の高配当株の現実?を知ることができる
目次は↓をポチっとクマ🐻
注意点(必読)
✅今から紹介する銘柄に対するクマのスタンスは、文字通り「紹介」であり、購入や売却など特定の投資行動を誘導するものではないクマ
✅紹介した銘柄の今後の成績に関しては言及しないクマ
✅あくまでも断片的な情報の提供であり、 銘柄選びの一助の位置づけなので、完璧な資料ではないクマ
👉特に配当性向あたりは単年度のデータだけではなく、複数年のデータや推移を必ず見るべき
✅米国株の配当利回りは「直近」配当利回りなので、実際の年間配当利回りとズレる可能性があるクマ(bloombergを参考にしているためこの事象が起きるクマ)
例:年4回配当がある銘柄なら、直近配当利回りは「直近×4回」として計算されているため、直近配当が高かったら今までの実績より高めの数字になる(逆もしかり)
✅データは2022/2/11時点(終値)クマ
✅万全を期してるけど、データが最新のものではない可能性もあるクマ
✅配当性向などの数値情報はサイトによって定義や対象の時期が微妙に違っていたり、予測や実績の入り乱れがあったりするので、他のサイトとは情報が異なっている場合もあるクマ
(特に今回はできる限り確からしさを上げるためにいろんなサイトを参考にしてるので、なおさらデータがごっちゃクマ)
✅今回の集計対象銘柄としてS&P500、ダウ、ナスダックの構成銘柄のみ選んでるクマ
👉上記3指数意外だと、株価がゴミ同然になっていたり、何か特殊な配当を出して極端に利回りが高い銘柄(利回り30%とか100%越えとか)があったりするので、そういった銘柄を除外している
20銘柄まとめ
■1位 スター・バルク・キャリアーズ(SBLK)
アテネに本社を持つ海運会社クマね。ドライバルク船(ばら積み船)による海上輸送ソリューションを提供しているクマ。鉄鉱石、石炭、穀物、ボーキサイト、肥料、鉄鋼製品などのバルク輸送船舶を保有し運航しているクマ。
直近5年減配なしだけど、16年~18年はそもそも無配、19年と20年で僅かに配当を出しており、21年に大増配クマ。
■2位 イーグル・バルク・シッピング(EGLE)
海運および物流会社クマ。子会社を通じ、主に鉄鉱石、石炭、穀物、セメント、肥料などのバルク貨物を運送してるクマ。
そもそも直近5年配当を出していないので、減配なしという清々しさ?クマね。21年に大増配クマ。
■3位 ニューヨーク・モーゲージ・トラスト(NYMT)
いわゆるリートクマね!
2020年に大減配、21年は回復するも、まだ以前の水準ではないクマ。
■4位 ファルコン・ミネラルズ(FLMN)
米国の鉱物企業クマね。石油に重点を置いており、さまざまな鉱山からロイヤリティ権益を得ているクマ。
2020年に大減配、21年は回復するも、まだ以前の水準ではないクマね。
■5位 ナチュラル・ヘルス・トレンズ(NHTC)
自然医薬品や化粧品を販売している会社クマ。栄養補給商品やスキンケア製品などを提携ネットワークを通じて直接販売やWebで販売してるクマね
2019年に大減配してるクマ。
■6位 AFCガンマ(AFCG)
2020年7月設立、21年3月上場の米国の機関投資家向け金融会社クマね。医療用および成人用の大麻が合法化された州の大麻業界で事業を展開する企業を対象に、シニア・セキュアード・ローンやその他のローンの組成、引受け、管理を行ってるクマ。
配当は21年から出し始めてるクマね。
■7位 ルーメン・テクノロジーズ(LUMN)
米国の通信事業者クマね!一般家庭と企業及び政府機関向けに音声通信ネットワークを提供するほか、光ファイバー通信、データ通信、クラウド、セキュリティソリューション、管理サービスやITコンサルティングサービスなど関連製品を提供しているクマ。
19年に大減配しているクマね。
■8位 ニューテク・ビジネス・サービシズ(NEWT)
米国のビジネスソリューション・プロバイダークマ。中小企業向けに製品とサービスは電子決済処理、Webホスティング、企業向け融資保険サービス、外部委託デジタル簿記、Webデザインと開発、給与管理処理と従業員の納税申告などクマね。
20年に減配、21年大増配クマ。
■9位 ダラスニュース(DALN)
テキサス州のローカルニュースおよび情報出版会社クマ。商業印刷、配布、およびダイレクトメール送付などを手掛けてるクマね。
18年に減配してからずっと配当は減少傾向クマ。
■10位 氾華金控(FANH)
中国系の独立系保険代理店クマ。財産管理、損害・生命保険、消費者金融のほか、損害の評価や調査、認証、見積もりなどの査定サービスも提供してるクマね。
どうやら今期は無配予定みたいクマ。
■11位 アルタス・ミッドストリーム(ALTM)
ガスの中流事業を手掛ける企業クマ。連結子会社を通じて、送電・収集パイプライン、コンプレッサーステーション、機械式冷凍ユニット、極低温ユニット、関連ガス処理施設などの、天然ガスの収集、加工、送電資産を保有しているクマ。
今まで無配で、21年に初めて配当を出すクマ。
■12位 プロスペクト・キャピタル(PSEC)
米国の有名なBDC会社クマね!
BDCとは、中小企業が展開する事業に対して、金融面、経営面から支援を行う投資会社クマ。中小企業に融資を行ったり、株式に投資することで、キャピタルゲインや配当を収入源としてるクマ。
18年と19年に減配して、それからずっとその水準を維持中クマ。
■13位 AT&T(T)
米国の代表的な高配当銘柄クマね!
米国第3位の無線通信事業会社で、6,600万人のポストペイド(料金後払い)加入者と1,700万人のプリペイド(料金先払い)加入者に対して携帯電話端末接続サービスを提供しているクマ。
傘下のワーナー・メディアはスピンオフが予定されているクマね。
残念ながら2021年には経費削減などの原因で、36年間続いた連続増配が途切れてしまったクマ😭
■14位 グリフォルス(GRFS)
スペインに本拠を置く、垂直統合型の血漿誘導体製造業者クマね!
また、まだ規模は小さいみたいだけど、診断、病院用品、バイオサプライ部門も有するクマ。
今期は無配予定クマね。
■15位 エイリス・キャピタル(ARCC)
先程説明したBDCの最大手クマ!
一時期日本で買えるようになって高配当で相当人気だったクマね。
今は買えないはずクマ。
減配はあるものの、直近5年は微減で留まっており、今期は増配予定クマね。
■同率16位 NVE(NVEC)
電子スピンを活用したナノテクノロジーであるスピントロニクスを応用し、デバイスの開発・販売を手掛ける会社クマ。製品には、デジタルセンサー、医療センサー、回転センサー、GTセンサー、角度センサー、アナログセンサー、MSOPアイソレータ、受動トランシーバーなどがあるクマ。
直近5年は5ドルの配当を維持しており、今期も同様クマね。
■同率16位 アルトリア・グループ(MO)
たばこ会社クマ。米国では、たばこ、および無煙たばこで業界首位、葉巻では業界2位クマ。
米国市場で43%のシェア(2020年)を持つ世界でも有数のたばこブランドMarlboroを有するクマね。
50年以上連続増配を続けており、今期も増配予定クマ!
クマも持ってる銘柄クマね~
■17位 グラッドストーン・コマーシャル(GOOD)
投資会社クマ。ネット・リース商工業不動産への投資・所有を目的として設立されたクマ。
長期商工業モーゲージローン融資のほか、買収や不動産金融の候補物件の選定、評価にも注力しているクマね。
20年と21年は増配だったクマ。
■18位 TFSファイナンシャル(TFSL)
金融持株会社クマ。
子会社を通じて、主にオハイオ州、フロリダ州で住宅用不動産担保付き融資を提供し、リテール貯蓄預金を扱っているクマ。
また、プライベートエクイティファンドへの投資を含むその他の事業も展開しているクマね。
直近5年は増配傾向で、今期も増配予定クマ。
■19位 ユナイテッド・インシュランス・ホールディングス(UIHC)
住宅や商業不動産保険、損害保険事業を展開する持株会社クマ。
代理店ネットワークと4つの保険子会社を通じて、住宅・商業不動産保険、損害保険の引受けおよび保険サービスを提供しているクマね。
直近5年は減配なしで、今期も維持予定クマ。
正直な感想
ここまで米国の利回りTOP20を見てきたけど、正直欲しい銘柄はTとMOくらいしかなかったクマ。
個熊的な見方ではあるけど、これらの銘柄を見てると、業界が特殊だったり、業績に不安があったり、海運みたいに業績にすごく波があるような企業が多いクマ。
加えて、これらの企業のチャートを調べてもらうとすぐに分かるけど、株価が下がって高配当になってしまった企業もちらほら見当たるクマ。
何だか日本の高配当株と一緒クマね。何ならもっとひどいかもクマー
目先の利回りだけ見て飛びついて大やけどしないようにしたいクマね!
こう見ると、普段は叩かれがちだけど、高配当ETFってちゃんとプロが銘柄選んでるし、意外と優秀だったりするクマ。
繰り返しにはなるけれど、今回取り扱った銘柄をおすすめしているわけではないので、誤解なきようにクマ!
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日本では買えない銘柄を買えるような証券会社は?
外資系の証券会社で口座開設をして買うという方法があるクマ!
「IG証券」が選択肢としてありだと思うクマね~
✅IG証券(外資系証券会社/人気なので口座開設するなら早めにクマ🐻)
→株式CFDなら日本、欧州、米国など約12,000銘柄の取引が可能
気になる人はご自身で、その他詳しいメリット、キャンペーン情報など、バナー先の証券会社のHPで色々調べてほしいクマ!
最後に
今回は、最近のよくない相場の中、再度脚光を浴びてきた「高配当株」ー中でも米国の高配当TOP20銘柄について触れたクマ。
それぞれの銘柄を見ていると、中には正直全然欲しくならないような銘柄も割とあるクマね。
大事なことは「相場が悪くなってきたから、目先の局面だけ見てよさげな銘柄に飛びつくこと」ではなく、ご自身のリスク管理を改めて見直した上で、投資先の銘柄・指数・商品などの特徴やその本質を改めて調べ直すことだと思うクマね~
この局面がいつまで続くか分からないけど、生き残るためにはしっかりとした芯が重要だと思うクマ。
その芯は根拠も定かではないインフルエンサーの煽りやコロナ相場の非正常な動きが今後も続くという盲信・妄想からくるものではなく、しっかりとしたリサーチ、性質の理解からくるものだと思うクマ。
長文になっちゃったけど、今回はここまでクマ。
「Twitterフォロー、リツイート」を与えると喜ぶクマ🐻
また、無断転載、許可なき加工・フォーマットのパクリ、リライトはこれらを一切禁ずるクマ。
発覚した場合、厳正な処置を取るクマ。
ぜひ、多くの人に届くように、なにとぞリツイートをよろしクマ!