こんにちクマ🐻
2022年が明けたクマ!
改めてあけおめことよろクマね~🐻🐻🐻🐻🐻
新年一発目の記事ということで、今回は新たなスタートを切るにあたって大切な「本質に立ち返る」ことができる記事をご用意させていただいたクマ。
2022年、米国はテーパリングが終了し、利上げも想定されており、コロナ相場のように簡単に年に何十パーセントも伸びる相場ではないと予想されているクマね。
正直、コロナ相場をきっかけに投資ー特に米国株への投資を始めた方が非常に多く、いわゆる「コロナ相場がデフォルト」状態の方がすごく多いのも現実だと思うクマ。
決してそれが悪いとか言いたいわけじゃなくて、今後もずっとお祭りが続くかは誰にも分からないので、1回視野を広く持ってみませんか?ということが言いたいクマね。
特に、クマの積み立てシミュレーションの記事でも触れたような「長期に渡る低迷」が来たりしたら、そのギャップからくるショックは相当大きいと思うクマ。
多くの方が、運用期間を10年以上など長期に渡って設定していると思うので、今回は長期に渡って投資を続けられるように、米国の主要3指数を使って米国市場の過去を振り返ることで、投資を続けるにあたって重要な「あらゆる想定」と「鋼のメンタル」を装備できるような記事になっているクマ!
投資を始めたばかりの方に特に役に立つけど、投資をしている方にもすごく役に立つ記事クマね~
→ダウ:過去136年分
→S&P500:過去96年分
→ナスダック100:過去36年分
✅より堅実な投資計画を練ることができる
✅「甘い想定」のまま運用に突入して、これから説明するような長期的な停滞期が来た際、描いていた甘い未来と現実の落差に絶望することをある程度防げる
✅この記事をきっかけに投資に対する考え方を再整備することで、より豊かな人生につながる
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(必読)注意点
✅画像の個人向けの保存はOKクマ。また、無断転載、許可なき加工・フォーマットのパクリ・リライトはこれらを一切禁ずるクマ。発覚した場合、厳正な処置を取るクマ。
✅データはサイトの定義によって微妙にずれており、本データが100%正しいとは限らない&他サイトとずれていることもあるクマ(今回はトータルリターン)
(今回はslickchartsを参照)
✅指数の優劣をつける意図はないクマ
(人によって視点が違うため)
✅あくまでも過去のリターンを基に考察しており、未来を保証するものではないクマ(超大事)
ダウ平均 ~過去136年分~
厳密に言えば「ダウ・ジョーンズ工業株価平均」クマ。
何と今回は「これ以上遡れない」水準である1886年からのデーター136年分をまとめたクマ!
やはり一番インパクトが大きいのは1929年~1932年の「世界恐慌」クマね!
2桁台のマイナスが4年連続で続いたクマ。
1929年を100としたら、1932年には20そこそこまで落ちてしまうクマ。
何と約80%の大暴落クマね。
1973~74年の「オイルショック」の暴落も結構大きいクマね。
そこから1977~78年に再度危機が訪れるものの、20年以上概ね平和な時が続き、2000~2002年の「ドットコムバブル」の影響を受けて3年連続マイナス、2008年の「リーマンショック」で30%を超える大暴落があったクマ。
そして2020年のコロナショックで一時2,000ドルを超える暴落があったものの、年リターンではプラスで推移してるクマね~
ダウという指数をまとめると、過去136年中48年が年リターンがマイナス、最大80%の大暴落があったが、そのたびに克服し、しっかり右肩上がりになっているということクマね!
S&P500 ~過去96年分~
米国の代表的な500社で構成されており、米国市場の約80%をカバーしているクマ。
(上記3銘柄より遥かに単価が安いバージョンの「SPLG」もある)
S&P500も「これ以上遡れない」水準である1926年からのデーター96年分をまとめたクマ!
大まかな流れは先ほどの章で説明したダウと同じクマね!
1929年~1932年の「世界恐慌」で4年連続で暴落し、1929年を100とすると、1932年には35あまりとなり、何と約65%の大暴落クマ。
世界恐慌直前の頂点の株価から見ると、約86%の大暴落クマね。
世界恐慌直前の株価水準を回復するまで何と「約25年」かかってるクマ。
(詳しいグラフはクマの「積立シミュレーション」記事を参照)
1931年の大暴落であぼーんクマー
あとは、ダウと同様、1972年~1973年の「オイルショック」を食らい、 2000~2002年の「ドットコムバブル」の影響を受けて3年連続マイナス、2008年の「リーマンショック」で30%台後半の大暴落があったクマ。
そして2020年のコロナショックで一時30%を超える暴落があったものの、年リターンではプラスで推移してるクマね~
S&P500という指数をまとめると、過去96年中25年が年リターンがマイナス(ダウよりはマイナス率が低い)、最大86%の大暴落があったが、そのたびに克服し、しっかり右肩上がりになっているということクマね!
ナスダック100 ~過去36年分~
1985年から始まった「ナスダックに上場する非金融銘柄の時価総額上位100銘柄の時価総額を加重平均して算出」する指数クマ。
(QQQと全く同じで、1株単価&経費率が安い「QQQM」もある。QQQMは日本では買えないが、外資系の証券会社では買える。詳しくは最後の方の「日本では買えない銘柄を買うには?」の章を参照)
ナスダック100も「これ以上遡れない」水準である1986年からのデーター36年分をまとめたクマ!
ナスダックは歴史が浅い&ナスダック自体「時代の先頭に立つ」ような革新的な企業が多く含まれる指数なので、ダウやS&P500と比べると、全体的にマイナスの年が少ないクマ。
先述したダウやS&P500でも説明してきたけど、ナスダックは2000年~2002年の「ドットコムバブル」の(この表現がいいかは分からないけど)「震源地」だったので、その被害をもろに受けているクマ。
2000年を100とすると、2002年には26あまりとなり、約74%の大暴落クマ。
「ドットコムバブル」を乗り越え、リーマンショックで1回崩れるも、それ以降はまさに「ナスダックの時代」と呼んでいいレベルの無双ぶりクマね!
ナスダック100という指数をまとめると、過去36年中リターンがマイナスの年は僅か6年、70%を超えるの大暴落があったが、しっかり克服し、しっかり右肩上がりになっているということクマね!
米国主要3指数ガチンコ勝負!
この章は、面白半分で米国主要3指数の共通データが取れる1986年から、それぞれの年において3指数のうちトップの指数はどれか出してみたクマ!
👑1位:ナスダック100(20勝)
👑2位:ダウ(10勝)
👑3位:S&P500(6勝)
結果はナスダック100の圧勝クマね!
👆の表から分かるように、2010年代に入るとナスダック無双の時代が始まってるクマ。
ただ、1つ注意しなければならないのは、ナスダック100は1つ前の章でも触れたように、「時代の先頭に立つ」ような革新的な企業が多く含まれる指数クマね!
つまり、地合いがすごくよかった、ナスダック100にとってすごく有利な戦いだった、ということクマ。
ちなみに、最も多く2位を取ったのが「S&P500」クマね。
以上のデータから米国主要3指数の特徴をまとめるとしたら以下の通りだと思うクマ。
✅ダウ・・・最も伝統的な指数、ボラは3指数の中で一番低い印象。なんだかんだ言って下落に一番強い?(上昇幅はS&P500やナスダック100に比べると地味な印象)
✅S&P500・・・米国の指数の中で最も有名な指数、ボラは中程度。リターンはナスダック100には負けるが、それでも十分な水準。なんだかんだ言ってリターンとリスク両方を取るにあたって一番安パイな印象?
✅ナスダック100・・・主要3指数の中では最も若い指数、ボラは非常に高い。時代の先を行く企業が多く含まれており、特に直近10数年は無双状態。上昇局面でうまくレバレッジをかければその効果は絶大。ただ、ボラが大きいのでしっかりリスク管理しないと下落局面で全部持っていかれる。
冒頭の「注意点」でも書かせてもらったけど、人によって考え方は違うので、3指数の優劣を出すつもりはないクマ!
もし、インデックス投資をするなら、各自の価値観に合った指数を選べばいいと思うクマね!
今まで右肩上がりだったから今後もずっと右肩上がり!…それ、本当ですか?
今まで3指数を掘り下げてまとめてきたけど、どれも共通点として「暴落という危機を乗り越え、右肩上がりに成長してきた」ことが挙げられるクマね。
なら安泰じゃん!今まで上げてきたから今後も大丈夫っしょ!って思うかもしれないクマ。
実際にそう思ってる方も多いクマ。
もちろんクマもその中の一匹クマね。
ただ、残念ながらここで思考停止になっている方もすごく多いのもまた事実だと思うクマ。
それでは甘いと思うクマ。
思考停止状態で何のリサーチもせず、仮に、1929年~1954年のS&P500のように、25年間日の目を見ない状況が今後来たとしたら、果たしてどれだけの人が耐えられるのか?
ー想定が甘いほど相場から退場する時間は早くなると思うクマ。
こうも後ろ向きな事実ばかり並べると「悲観論者」とか言われそうだけど、決してその意図はなくて、ここで言いたいのは「今後もこのような暴落・停滞期が来ないとは限らない」ということクマね!
確かに、今までの歴史から人類は学んできてるので、ドットコムバブルのように、名前がそれっぽいという理由だけで買われまくって崩壊するようなことは今後ないかもしれないクマ。
ただ、「歴史は繰り返す」という言葉があるように、過去30年みたいに絶好調な相場が今後も続くかもしれないし、逆に世界恐慌のような大暴落&大停滞期が来るかもしれないクマ。
未来のことは誰も分からないクマ。
分かれば苦労しないし、未来が分かるのであれば全財産をかけてでも勝負に出るはずクマ。
「過去ずっと伸びてきたから今後も伸び続ける」
クマもこう信じてるし、多くの投資家もこう信じてるはずクマ。
しかし、本当にそう信じていいのか?そう信じてる根拠は何か?その根拠は確からしいのか?その根拠は今後も続くようなものなのか?ーこういうことをクマの記事をきっかけに一回考えてみるといいと思うクマ。
✅自分が知る「過去」は、とある時点を都合よく切り取っただけの過去ではないのか?
(特に米国の絶頂期の過去10年だけ切り取るとものすごく危険)
✅根拠からの結論ではなく、ただの自分の願望を投影しているだけではないのか?
この2つを改めて考えるだけでも考え方は変わってくるはずクマ。
言いたいことは繰り返しっぽくなっちゃうけど、「自分の願望を精一杯込めた甘い想定はしない方がいい」ということクマね!
特にコロナ相場で普通じゃない状況が続いている今だからこそ、意識した方がいいと思うクマ。
今のような非正常な絶好調の相場が何十年続くとは思えないクマ。
一部の悪質商材屋や煽り系インフルエンサーが「暴落は絶対来ない」とか、「絶対右肩上がり」とか、断定するような言い方するけど、そう言い切れる明確な根拠がない限りは何一つ信じる必要はないクマね。
さらに、せっかく運用がうまく行っても、最後の年に大暴落食らったら取り返しがつかなくなることもあり得るクマよ!
特に投資期間が長くなるほど、暴落に遭う蓋然性は高まることを忘れてはいけないクマ。
(同時に長期投資では暴落に遭っても回復する蓋然性も高まるけどクマ🐻)
何なら今後の想定はちょっと厳しめにした方がいいとクマは思ってるクマね🐻🐻🐻
過去は未来を保証しないけど、過去を知っておくことで、メンタルブレイクせず、長期に渡る投資で生き残ることができると思うクマ!
日本では買えない銘柄を買うには?
できる限り日本で買える銘柄を紹介してきたけど、ナスダック100の章で紹介した「QQQM」のような日本では買えないETFを買う方法をここでは紹介するクマ!
一言で言えば、外資系の証券会社で口座開設して買う方法クマね🐻
現在、日本にも拠点があって(=日本語対応していて)、日本では買えないETFが買える主な外資系の証券会社「IG証券」クマ。
✅IG証券(かなり魅力的なキャンペーン中)
→株式CFDなら日本、欧州、米国など約12,000銘柄の取引が可能
気になる人はその他詳しいメリット、キャンペーン情報などはバナー先の証券会社のHPで色々調べてほしいクマ!
最後に
いよいよ狂い上げ相場の終焉が見えてきたクマ。
テーパリングが確定し、利上げ待ちの相場の中、1つ確実に言えるのは、今までのように何でも買えば上がるような相場ではないし、想定が甘いほど相場からの退場は早いということクマね。
本質とは?
例えば、インデックスであれば、「長期的な右肩上がりに期待」して買ってるはずなので、安くなったら「売り」じゃなくて「買い」なはずクマ。
加えて、配当系であれば、優良銘柄であれば、短期的には打撃を受けても長期的には戻る・伸びるはずなので、安い時こそ「買い増し」なはずクマね!
こんな感じで、なぜなのか―本質をしっかり思い出せば狼狽売りなどはしなくなり、結果必要ない損をすることも少なくなるはずクマね~
もちろん安くなったらクマにとっては「買い時」クマ。
繰り返しになっちゃうけど、想定が甘いほど相場からの退場は早いとクマは思っているので、変に悲観しすぎる必要もないけど、いろんな場合を想定して、しっかり堅実な計画を練っていきたいクマね~
今後も米国市場は上がる公算が高いけど、その上げにはしっかり理由があるはずなので、思考停止で「今まで上げてきたから今後も上げる!」ではなく、しっかり理由を考えたうえで、強い心構えで投資を続けたいクマ。
今回の記事をきっかけに今一度ご自身の投資計画を見直してみるのもいいと思うクマ~
長文になっちゃったけど、今回はここまでクマ。
「Twitterフォロー、リツイート、noteサポート」を与えると喜ぶクマ🐻
また、無断転載、許可なき加工・フォーマットのパクリ、リライトはこれらを一切禁ずるクマ。
発覚した場合、厳正な処置を取るクマ。
読んでいただき、ありがとうクマ!