こんにちクマ🐻
今回も投資を始めたばかりの方でも、既に投資を始めている方にも「大いに」お役に立てる記事クマ!
投資ブームをきっかけに、米国株に投資してる/しようとしてる方が非常に増えたクマ。
中でも「米国株の配当が欲しい、でもいろんな銘柄があって分からない!どの銘柄を買えばいいの?」と思ってる方がすごく多いクマね!
今回はそういう方にとってドンピシャの記事になってるクマ!
有名米国配当系ETF10銘柄を9項目において格付けし、総合ポイントでランキングを出してみたクマ🐻
ETF単体の分析記事はよくあるけど、こういった比較の記事はあまりない、あったとしてもそこまで深堀ができてないものばかりだったので、思い切ってものすごい時間をかけて格付けしてみたクマよ。
→米国株連続増配ランキングTOP34
✅もっと米国ETFについて知りたい!
→ETF91種類まとめ
✅米国株で配当ポートフォリオを組みたい!
→米国株配当ポートフォリオ候補73銘柄(ETFと個別株)まとめ
✅複数銘柄の比較・格付け記事は意外と少なく、1つ1つ調べる手間が省ける
✅軽視されがちな銘柄の仕組みも解説しており(特にSPYDやSDIV)、多面的な判断ができる
目次は↓をぽちっとクマ🐻
注意点(必読)
✅今から紹介する銘柄に対するクマのスタンスは、文字通り「紹介」であり、購入や売却など特定の投資行動を誘導するものではないクマ
✅あくまでも今回の格付け&総合ランキングは、今回の判断軸におけるものであり、判断軸が変わればランキングも変わるということは絶対絶対絶対絶対絶対知ってほしいクマ
✅あくまでも断片的な情報の提供であり、 銘柄選びの一助の位置づけなので、完璧な資料ではないクマ
✅あくまでも過去のデータを基に格付けを行っており、今後の成績を保証するものではないクマ
(今まで調子が良かったから今後も調子が良いとは限らない、逆もしかり)
✅配当利回りは「直近」配当利回りなので、実際の年間配当利回りとズレる可能性があるクマ
例:年4回配当がある銘柄なら、直近配当利回りは「直近×4回」として計算されているため、直近配当が高かったら今までの実績より高めの数字になる(逆もしかり)
✅データは2021/11/5時点(終値)クマ
✅万全を期してるけど、データが最新のものではない可能性もあるクマ
✅便宜上、分配金、配当金全てひっくるめて今回は「配当金」に統一するクマ
格付けルール
次の章で詳しく説明するけど、今回は9項目で格付けを行ってるクマ!
✅今回の格付け対象は米国配当ETF10銘柄
✅9項目それぞれにおいて順位を出す→順位をそのままポイントにして全て足し上げる→ランキング化
→つまり、1位=1ポイント、10位=10ポイント
→減配・配当変動リスクは1~10位の順位付けではなく、クマの価値観で大・中・小の3段階で評価し、大=10ポイント、中=6ポイント、小=2ポイントとした
✅ポイントが低いほど順位が高い!
✅配当銘柄なので、当然一番重視するであろう「配当利回り」はポイントを倍にする(配当傾斜)
→つまり、1位=2ポイント、10位=20ポイント(利回りが低いほど不利)
格付け項目&選定理由
✅配当利回り
→一番大事なポイントなので、説明はしなくても大丈夫だと思うクマ🐻
✅トータルリターン
→株価+配当合わせた総合リターンであり、「結局一番儲かるのは?」という問いに対する答えになる
→先月日本でも買えるようになったJEPI【分析記事こちら】のようなインカム+キャピタル両方を取りに行く銘柄も出ているし、いくら配当利回りを優先する!と言っても、株価がどんどん下がるようでは実質の収益はひどいことになるクマね。
→一番若いSPYDを起点とする(2015/10/22~2021/11/5:約6年間)
✅平均増配率(直近5年)
→どんなに利回りが高くても、毎年減配しては意味がないし、逆に利回りが低くても、どんどん増配すれば、将来的に手にするお金はどんどん増えていくので、配当系ETFを選ぶにあたって地味に大事なポイント
✅シャープレシオ(直近5年)
→意外と知らない人が多い指標だけど、ざっくり言えば「どれだけ効率よく収益が得られたか」を図る指標であり、ものすごいリスクなのにリターンは大したことない…こういう銘柄を見分けるいい指標
→数値が高いほどGood
✅経費率
→リターンに直結するし、これも特段説明はなくても大丈夫だと思うクマ🐻
→長期運用になればなるほど、経費率が資産に与える影響は絶大
✅純資産
→純資産が少なさすぎると、繰上償還して運用を止めてしまうことにつながる
→純資産の推移を見て増えている銘柄は「どんどん資金が流入している」と判断でき、良い銘柄の1つの判断指標になる
※SPYDやQYLDなど若いETFは単純に期間が短いため、今回の項目では不利になることは十分承知の上クマ
(SPYDやQYLDに有利な配当利回りの順位ポイントを倍にした理由の1つ)
✅ボラ
→株式投資で一般的に「リスク」とは、価格変動幅であり、価格変動幅が大きすぎると狼狽売りやイナゴを呼んだり、リターンに直結するため
✅減配・配当変動リスク
→増配率と被ってるところはあるけど、配当を生活の一部や全てに充てている人にとっては、配当金が大きく増えたり減ったりすると、生活に直結してしまうため
→どんなに利回りが高くても、大きく増減したりする銘柄は本当にいい銘柄なのか?と思うところもあるため
✅買いやすさ(1株あたりの単価)
→少しでも安い銘柄が買いやすいし(安定した配当や株価が前提にはなるけど)少しでも早く・多く投資した方が福利効果や累計配当金に直結してくるため
今回は以上、9項目で評価していくクマね~
繰り返し言うけど、あくまでも今回の格付け&総合ランキングは、今回の判断軸におけるものであり、判断軸が変わればランキングも変わるということは絶対絶対絶対絶対絶対知ってほしいクマ!
人によって重視する軸は違うので、順位どうのこうのよりは、ご自身が重要視するポイントはどこで、その銘柄はどの立ち位置なのか、客観的に比較する、そういう使い方ができるクマね~
全体像
■総合順位
配当傾斜有ではVYM、配当傾斜無ではVIGとVYMが共同1位クマね~
✅配当傾斜有:1位👉VYM、2位👉QYLD、3位👉VIG
✅配当傾斜無:共同1位👉VYM・VIG、3位👉QYLD
■増配率データ
今回は配当銘柄の比較なので、配当傾斜有の順位で進めるクマ~🐻🐻🐻🐻🐻🐻
■トータルリターン
👑総合1位【VYM】
【VYM】は平均以上の配当を出す大型株約400銘柄に投資できるETFクマ~
厳密に言えば、平均以上の配当を出す普通株で構成される「FTSEハイディビデンド・イールド指数」に連動する銘柄クマね🐻
総合ポイント:44
●配当利回り:2.71%(8位)
●トータルリターン:97.80%(3位)
●平均増配率(直近5年):7.16%(4位)
●シャープレシオ(直近5年):0.78(3位)
●経費率:0.06%(1位)
●純資産:405.39億ドル(2位)
●ボラ:17.6%(6位)
●減配・配当変動リスク:小
●買いやすさ(1株単価):110.34ドル(7位)
利回りが若干低め(とはいえ3%近いのでこれでも十分だと思うけどクマ🐻)なのと、1株単価が若干高いことを除けば、トータルリターン&増配率&シャープレシオ&経費率&純資産&減配・配当変動リスクといった大事なポイントほぼ全てにおいてすごく優秀な成績を叩き出してるクマね~
あらゆるポイントで優秀で、株価上昇&配当金増加傾向なので、将来に向けて雪だるま式に配当金を増やしたい方、長期保有に向いてるクマね~
👑総合2位【QYLD】
【QYLD】はナスダック100を用いた「カバード・コール」というオプション取引を行うことで、利回りに特化&利回りを最大化したETFクマ~
結構難しい仕組みなので、詳しい仕組みの解説、メリットデメリットは別途解説してるので、気になる方は解説記事を読んでほしいクマね~
あまりにも丁寧に書きすぎてクマのブログの劣化パクリブログ記事やYoutubeが量産されたくらいのクオリティーなので、読んで損はないクマ。
総合ポイント:45
●配当利回り:10.31%(1位)
●トータルリターン:81.10%(6位)
●平均増配率(直近5年):7.50%(2位)
●シャープレシオ(直近5年):0.91(2位)
●経費率:0.60%(9位)
●純資産:51.31億ドル(8位)
●ボラ:15.5%(3位)
●減配・配当変動リスク:大
●買いやすさ(1株単価):22.88ドル(3位)
何と配当利回りが10%越えのトップクマね!ここで結構なポイントを稼いだクマ。
詳しくは👆の解説記事を読んでほしいけど、ボラが抑えられるような設計なので、そちらも高評価クマ。
増配率、シャープレシオはかなり優秀、トータルリターンも悪くない水準だけど、一点だけ注意していただきたいのは「ナスダックは今が超全盛期」ということを忘れてはいけないことクマ。
加えて、増配率も高いけど、あくまでも平均であって、非常に上下が激しいのも忘れてはいけないクマ。
ナスダックがえげつないリターンを叩き出してるので、QYLDもいいリターンを出せてるのであって、ナスダックの調子が悪い時はこんなにいいパフォーマンスは叩き出せない可能性が極めて高い、これだけは絶対絶対絶対絶対絶対意識して保有してほしいクマ。
株価上昇は犠牲にしてでも、ボラを抑えつつ現在の利回りを求める方向きのETFクマ!
👑総合3位【VIG】
【VIG】は米国の過去10年以上連続増配実績のある銘柄を対象としたETFクマ~
銘柄数は約270銘柄前後で、意外と分散はできてるクマ。
上位銘柄としてマイクロソフト、JPモルガン、J&J、P&Gといった超有名&超安定企業が占めており、抜群の安定性を誇る銘柄クマ!
総合ポイント:46
●配当利回り:1.67%(10位)
●トータルリターン:139.10%(1位)
●平均増配率(直近5年):5.91%(6位)
●シャープレシオ(直近5年):1.13(1位)
●経費率:0.06%(1位)
●純資産:663.11億ドル(1位)
●ボラ:16.8%(4位)
●減配・配当変動リスク:小
●買いやすさ(1株単価):167.19ドル(10位)
配当利回りが低い&1株単価が高いのを除けば、多くの項目で1位を取る超優秀なETFクマ!
経費率も安い、リターンも高い、運用効率もいい、多くの人が買っている(純資産が多い)、配当のリスクも低い、正直文句なしの優良銘柄だと思うクマ🐻
現在の利回りは低いけど、長期保有するほど配当金がどんどん増えてくる、どちらかというと持ち続けることで将来のキャッシュフローを充実させる配当系ETFクマね~
同率総合4位【HDV】
【HDV】は米国の高水準の「知名度&配当&財務」を誇る70~80社に投資できるETFクマ~
上位銘柄はエクソンモービル、AT&T、J&J、アッヴィ、コカ・コーラなど、米国の高配当株投資!と言えば必ず一度は言及されるような銘柄で構成されているクマ。
総合ポイント:53
●配当利回り:3.08%(7位)
●トータルリターン:63.40%(7位)
●平均増配率(直近5年):7.28%(3位)
●シャープレシオ(直近5年):0.53(6位)
●経費率:0.08%(4位)
●純資産:74.77億ドル(6位)
●ボラ:17.3%(5位)
●減配・配当変動リスク:小
●買いやすさ(1株単価):99.19ドル(6位)
平均増配率も優秀で、極端に悪い数値がない、(目立って超優秀なポイントはないけど)バランスが取れている銘柄と言えそうクマね!
ちょっと有名でよさげな高配当系銘柄がたくさん欲しい!でも配当を意識しすぎるあまり株価が下がるような銘柄はちょっと…という方に合うETFだと思うクマ。
同率総合4位【PFF】
【PFF】は優先株式やインカム(配当)が高い約500社に投資できるETFクマ~
優先株式とは、一般的に「優先株式」とは、配当(剰余金)や会社清算時の残余財産を普通株より優先して受ける権利を有する一方、議決権に一定の制限が付された株式のことをさすクマ。
つまり、配当を優先して取る代わり文句は言いません!という話クマね🐻
総合ポイント:53
●配当利回り:4.16%(4位)
●トータルリターン:40.20%(9位)
●平均増配率(直近5年):-3.98%(8位)
●シャープレシオ(直近5年):0.53(7位)
●経費率:0.46%(7位)
●純資産:207.64億ドル(3位)
●ボラ:13.6%(1位)
●減配・配当変動リスク:中
●買いやすさ(1株単価):39.41ドル(4位)
正直、全体的に微妙ではあるけど、配当利回りが高め&ボラが小さい&純資産が大きいことが強みのETFクマ。
あまり値動きが激しくなくて、株価は少し置いてでも、それなりの配当利回りが欲しい!という方向けのETFクマ。
ちなみに、PFFを運用する会社(ブラックロック)とは競合の運用会社(グローバルX社)がPFFとほぼ同じ【PFFD】というETFを出してるけど、そちらの方が経費率も安くていいと思うクマ!
ただ、歴史が浅すぎるので、今回は比較対象にしなかっただけクマね🐻
総合6位【DVY】
【DVY】は米国の比較的高配当を出す約100銘柄に投資できるETFクマ~
セクター的には公益事業と金融が4割~5割を占めており、上位銘柄で有名なのは、たばこのアルトリア、フィリップモリス、通信のAT&T、ヘルスケアのファイザーあたりクマ。
総合ポイント:55
●配当利回り:3.43%(6位)
●トータルリターン:91.80%(4位)
●平均増配率(直近5年):7.07%(5位)
●シャープレシオ(直近5年):0.65(5位)
●経費率:0.38%(6位)
●純資産:188.75億ドル(5位)
●ボラ:19.4%(8位)
●減配・配当変動リスク:小
●買いやすさ(1株単価):120.43ドル(8位)
配当利回り、リターン、増配率、シャープレシオ、経費率で中位圏ではあるものの、配当銘柄で大事なポイントにおいて非常にバランスが取れているクマね!
ボラが少し大きめなのと、1株単価が高いことが少しデメリットではあるクマ。
HDVと似たような感じだけど、よりバランスが取れた銘柄の方がいい!という方に合うETFだと思うクマ。
(経費率はHDVの方が安いので、正直ほぼ好みの世界になってくると思うクマ)
総合7位【SDY】
【SDY】は米国の過去20年以上連続増配実績のある銘柄を対象としたETFクマ~
VIG同様、連続増配銘柄のみを対象とし、銘柄数は約110銘柄前後クマ。
上位銘柄としてAT&T、エクソンモービル、アッヴィなど、こちらも有名どころが多く、VIG同様安定性は非常に高いクマ!
総合ポイント:56
●配当利回り:2.69%(9位)
●トータルリターン:105.10%(2位)
●平均増配率(直近5年):8.60%(1位)
●シャープレシオ(直近5年):0.78(4位)
●経費率:0.35%(5位)
●純資産:202.65億ドル(4位)
●ボラ:18.7%(7位)
●減配・配当変動リスク:中
●買いやすさ(1株単価):126.22ドル(9位)
VIG同様、配当利回りが低い&1株単価が高いのを除けば、多くの項目で上位圏入りしている優秀なETFクマ!
SDYの場合、直近5年で特別分配金が2回程あり、それが増配率と減配・配当変動リスクに影響を与えてるクマ。
長期保有するほど配当金がどんどん増えてくる、どちらかというと持ち続けることで将来のキャッシュフローを充実させるのはVIG同様だけど、VIGより利回りが高い銘柄が欲しい!という方向けのETFクマね~
総合8位【SPYD】
【SPYD】はS&P500の配当利回り上位80社に投資できるETFクマ~
SPYDは冒頭書いた通り、S&P500の高配当上位80銘柄を集めたETFなので、年に2回入れ替え作業を行い、常に利回りが高くなるように運用してるクマね。
(後程説明するけど、これが最大の利点でもあり足枷でもあるクマ)
総合ポイント:62
●配当利回り:3.74%(5位)
●トータルリターン:81.70%(5位)
●平均増配率(直近5年):2.32%(7位)
●シャープレシオ(直近5年):0.49(9位)
●経費率:0.07%(3位)
●純資産:51.74億ドル(7位)
●ボラ:21.8%(10位)
●減配・配当変動リスク:中
●買いやすさ(1株単価):41.4ドル(5位)
経費率が非常に安い&利回りも4%近いところがいいポイントクマね。
本当はもう少し配当利回りは高かったクマ。
というのも、コロナショックで3割以上株価が落ち、そこから大回復して現在株価がだいぶ高くなってるので、それがトータルリターンやボラの大きさ、配当利回りに影響してしまっているクマね🐻
(実はクマもSPYDはコロナショックで仕込んで含み益がすごく出てるクマー🐻🐻🐻🐻🐻🐻🐻)
言いたいことは、本当はこんなにトータルリターンはいい銘柄ではなく、利回りはもう少し高かったということクマ。
ここで、先ほど述べた「SPYDの最大の足枷」とはどういうことか説明していきたいクマ。
SPYDを買うほとんどの人が軽視してしまっているけど、実はSPYDは株価が上がりにくい仕組みクマ。
というのも、SPYDはS&P500の配当利回り上位80銘柄を常に維持するシステムというのは先ほど述べた通りだけど、ここで考えねばならないのは高配当は2パターンあるということクマ。
①純粋に配当金が多くて配当利回りが高いパターン
②株価が下がってしまった結果、配当利回りが高くなったパターン
②がよろしくないパターンで、SPYDは利回り上位80銘柄を常に入れ替えを伴って保有するので、自然と②のパターンの銘柄が多く含まれてしまうクマ。
つまり、株価が上がったことにより配当利回りが低くなった銘柄は入れ替えで排除されてしまうということクマね!
SPYDは配当利回りを追求するあまり、他を放棄しているとも言えるETFクマね~
配当利回りのためなら全て放棄しても構わない!という方向けのETFクマ。
総合9位【YYY】
【YYY】はリスクが高い新興国債、ジャンク債を中心に、優先株などを駆使して高い利回りを実現しているETFクマ~
上の一文でほぼイメージは掴んでいただけると思うので、詳細な説明は省くクマよ🐻
総合ポイント:63
●配当利回り:8.43%(2位)
●トータルリターン:58.90%(8位)
●平均増配率(直近5年):-4.73%(9位)
●シャープレシオ(直近5年):0.51(8位)
●経費率:2.45%(10位)
●純資産:4.51億ドル(10位)
●ボラ:15.2%(2位)
●減配・配当変動リスク:大
●買いやすさ(1株単価):17.09ドル(2位)
宣言通り、利回りは非常に高いクマね!
加えて1株単価も安いので非常に買いやすいクマ。
しかし、配当金が安定しなかったり、減配があったり、経費率が非常に高い問題があるクマ。
経費率を考慮しても6%前後はあるので、まぁまぁ…って感じだけどクマ~
YYYは株に限らず、あらゆる方法を使って配当利回りを極限まで追求したETFクマね。
そういうのが好き!という方向けのETFクマ。
総合10位【SDIV】
【SDIV】は配当利回りが高い世界ランキング上位100社に投資できるETFクマ~
SPYDの世界バージョンクマね~
世界高配当ETFらしく、上位10銘柄も半分は米国、その他は中国、イギリスなど様々な国の銘柄が入ってるクマ。
このETFの国家構成としては、約30%が米国、次に20%前後が中国、10%前後が香港で構成されてるクマ。
総合ポイント:73
●配当利回り:8.38%(3位)
●トータルリターン:-1.20%(10位)
●平均増配率(直近5年):-6.89%(10位)
●シャープレシオ(直近5年):0.04(10位)
●経費率:0.59%(8位)
●純資産:9.31億ドル(9位)
●ボラ:20.1%(9位)
●減配・配当変動リスク:大
●買いやすさ(1株単価):12.89ドル(1位)
狙い通り、世界の高配当銘柄TOP100なので、利回りは非常に高いクマね!
加えて1株単価も安いので非常に買いやすいクマ。
しかし、利回り以外がだいぶかなしいクマー😭😭😭
トータルリターンが10銘柄唯一のマイナスクマ…😭😭😭😭😭😭😭😭
SDIVは世界の高配当企業上位100社を集めたものなので、SPYDの項目でも言ったように、株価が上がったことにより配当利回りが低くなった銘柄は入れ替えで排除されてしまうシステムはSPYD同様クマね。
加えて、SPYDは腐ってもS&P500なので、クマが毎週出してる「📈定点観測🐻」を見てる方は分かると思うけど、S&P500は株価が上がる傾向である反面、SDIVは最近株価が下がっている傾向の中国や香港の銘柄が多く含まれており、SPYDと比べると同じような仕組みなのにトータルリターンが非常に落ちるというおまけ付きクマ。
SDIVは手軽に小額から買える世界の高配当オールスターズETFということになるクマね!
SPYD同様、配当利回りのためなら全て放棄しても構わない!という方向けのETFクマ。
ヤバい?配当ETFの共通点
もう頭のいい方は気づいたと思うクマ🐻🐻🐻
今回の格付けで、下位銘柄だったSPYD、YYY、SDIVの共通点として、とにかく1株単価が安いということクマ。
そうでもしないと、誰にも買ってもらえないというのもあるのかなーと思うクマ。
皆さんも配当系ETFを選ぶ時は1株単価が安い銘柄は、その銘柄の特徴、トータルリターンなどを調べてみると、地雷回避?ができると思うクマ!
普通に銘柄買う時はできる限りたくさんの情報を集めるので、特段配当系ETFを選ぶ場合に限った話じゃないけどクマ~🐻🐻🐻🐻🐻🐻🐻🐻🐻🐻🐻🐻🐻🐻
配当傾斜がなかったら?
今回は配当系ETF格付けということで、配当利回りの項目に傾斜配点をかけたけど、それを取っ払ったら順位はどうなっているのか?を改めて触れたいクマ。
冒頭の「全体像」の項目でも触れたので、詳しくはそちらを見てほしいクマ!
👑同率総合1位👉VIG、VYM
総合3位👉QYLD
総合4位👉HDV
総合5位👉SDY
総合6位👉DVY
総合7位👉PFF
総合8位👉SPYD
総合9位👉YYY
総合10位👉SDIV
まとめ
結構長くなっちゃったので、今回取り扱った10銘柄の特徴をまとめるクマ!
✅👑総合1位【VYM】
👉平均以上の配当を出す大型株約400銘柄に投資できるETF
👉あらゆるポイントで優秀で、株価上昇&配当金増加傾向なので、将来に向けて雪だるま式に配当金を増やしたい方、長期保有に向いてる
✅👑総合2位【QYLD】
👉ナスダック100を用いた「カバード・コール」というオプション取引を行うことで、利回りに特化&利回りを最大化したETF
👉株価上昇は犠牲にしてでも、ボラを抑えつつ現在の利回りを求める方向き
✅👑総合3位【VIG】
👉米国の過去10年以上連続増配実績のある銘柄を対象としたETF
👉現在の利回りは低いけど、長期保有するほど配当金がどんどん増えてくる、どちらかというと持ち続けることで将来のキャッシュフローを充実させられる銘柄
✅同率総合4位【HDV】
👉米国の高水準の「知名度&配当&財務」を誇る70~80社に投資できるETF
👉ちょっと有名でよさげな高配当系銘柄がたくさん欲しい!でも配当を意識しすぎるあまり株価が下がるような銘柄はちょっと…という方に合う銘柄
✅同率総合4位【PFF】
👉優先株式やインカム(配当)が高い約500社に投資できるETF
👉あまり値動きが激しくなくて、株価は少し置いてでも、それなりの配当利回りが欲しい!という方向けの銘柄
✅総合6位【DVY】
👉米国の比較的高配当を出す約100銘柄に投資できるETF
👉HDVと似たような感じだけど、よりバランスが取れた銘柄の方がいい!という方に合う銘柄
✅総合7位【SDY】
👉米国の過去20年以上連続増配実績のある銘柄を対象としたETF
👉長期保有するほど配当金がどんどん増えてくる、どちらかというと持ち続けることで将来のキャッシュフローを充実させるのはVIG同様だけど、VIGより利回りが高い銘柄が欲しい!という方向けの銘柄
✅総合8位【SPYD】
👉S&P500の配当利回り上位80社に投資できるETF
👉株価が上がったことにより配当利回りが低くなった銘柄は入れ替えで排除されてしまう仕組み
👉配当利回りのためなら全て放棄しても構わない!という方向けの銘柄
✅総合9位【YYY】
👉リスクが高い新興国債、ジャンク債を中心に、優先株などを駆使して高い利回りを実現しているETF
👉株に限らず、あらゆる方法を使って配当利回りを極限まで追求した銘柄が好き!という方向けの銘柄
✅総合10位【SDIV】
👉配当利回りが高い世界ランキング上位100社に投資できるETF
👉SPYD同様、 株価が上がったことにより配当利回りが低くなった銘柄は入れ替えで排除されてしまう仕組み
👉配当利回りのためなら全て放棄しても構わない!という方向けの銘柄
最後に&本当に言いたかったこと
投資人口が増えており、それに合わせてたくさんのお困りごとが出ているのもまた現状クマ。
その中でも、配当系ETFは種類がすごく多く、特徴もそれぞれクマ。
今回の記事はそういう現状を受け、客観的な視点で、しっかりデータを使って、さまざまなETFを評価し、ランキング化したクマ。
今回の記事は気合入れて作った分、きっと配当系ETFを検討している皆様のお役に立てると思うクマ!
何となくで銘柄を選んだり、誰かの主観やポジトークたっぷりの意見を鵜呑みにしてしまったりしてないか?
今回の記事で、ご自身が何を重視し、どのような側面で銘柄を評価しているか、今一度しっかり考えてほしいクマ。
一寸先は闇の株式市場において、しっかり思うように運用ができるようになるには、ご自身の軸をしっかり持つことだと思うクマね!
あれこれ情報に振り回され疲弊したり、悪質なインフルエンサーのカモにならないようには必ず必要なことクマ。
今回はここまでクマ。
ぜひぜひ「Twitterフォロー、リツイート」をよろしクマ🐻
今後も良質な記事が書けるようにnoteサポートもぜひよろしクマー🐻🐻🐻
読んでいただき、ありがとうクマ!
【必見】日本では買えない外国銘柄を買うには?
外資系の証券会社で口座開設して買うのが1つの方法クマね!
クマも口座を持ってるけど、IG証券は選択肢の1つとしてすごくありだと思うクマ!
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