こんにちクマ🐻
ついこの間までは株クラでは「QYLD」が大人気だったけど、先日から「JEPI」が大人気になってきたクマね!
QYLDの記事みたいに最初から丁寧に紹介・分析する記事を書きたかったけど、クマのプライベートの関係上、ものすごく忙しい時期に入っちゃったので、概要とかは全て吹っ飛ばして、Twitter上で論点になっている(人によって解釈が分かれている)部分を幾つか取り上げて、クマの考え方を追記しようと思ってるクマ!
意図としては、ただいいように解釈された発信だけでなく、その逆側からの考え方も知ることによって、多面的に考えて銘柄を保有してほしいからクマ。
いろんな方のご意見を聞きたいので、ぜひ読んでもらって、何か気になることやご自身の考え方があればぜひ共有してほしいクマ!
- 1 注意点
- 2 JEPIに対するクマの考え方
- 3 論点① 中途半端なのか?バランスがいいのか?
- 4 論点② インカムとキャピタルどっちも欲しいけどJEPIはどうなの?
- 5 論点③ トータルリターンを比べちゃダメでは?
- 6 論点④ ボラも低いけどリターンも低いのってどうなの? ボラ低いのを目指すファンドだからいいことだよね?
- 7 論点⑤ QYLDとJEPIを一緒に持てば分散になる!
- 8 論点⑥ ファンドマネージャーの腕は関係ない?
- 9 論点⑦ VIGやVYMの方が中途半端では?
- 10 過去にJEPIと同じようなファンドがあった!?JEPIも大体これでどういう動きをするか読める!?
- 11 クマのJEPIに対するスタンス
- 12 まとめ
- 13 最後に
注意点
✅クマも完璧に調べ上げた&知識があるわけではないので、クマの意見が絶対正しいとは限らないクマ
(なので間違いなどあればどんどん指摘してほしいクマ!!!明日には言ってること変わってるかもしれないクマ🐻🐻🐻)
✅あくまでも2021/10/24時点までのデータを基にしているクマ
✅特定の意見を言っている方に敵対する考えは一切ないクマ
✅結局人の価値観によっていい/悪いの評価は分かれるクマ
JEPIに対するクマの考え方
一言で言えば、配当系ETFにしても普通のETFにしても「結構優秀」だが、別な方法を使えば「インカムとキャピタルの両立」が達成できる可能性がある&インカムとキャピタルーどちらかを重視する人は第一には選ばない可能性がある限り、中途半端なのは否めないーこれがクマのJEPIに対する考え方クマね🐻
誤解する方がいらっしゃるので、もう一度言うけど、配当系ETFにしても普通のETFにしても「結構優秀」だと思うクマ。
さらにもう一度言うけど、中途半端であるとは言ったけど、よくないとか買うべきではないとかは一言も言ってないので、拡大解釈なきよう、よろしクマ🐻🐻🐻
株価も出てから日が浅いし完全に上げ相場のおかげだけど、右肩上がりで、分配利回りも6%台後半、素晴らしいクマ。
仕組み上、株価が上がりにくいSPYDやSDIV、ジャンク債だらけのYYYよりは遥かにいいと思うクマ!
ただ、株価を重視する人は選ばないだろうし、分配利回りを重視する人も最初からこの銘柄は選ばないと思うクマね。
そういう意味では中途半端なところはあると思ってるクマ。
論点① 中途半端なのか?バランスがいいのか?
「中途半端」という言葉に違和感を感じる方も、そうではない方もいらっしゃると思うクマ。
人によって考え方は違うので、これが正しい!とはっきり白黒つけることはできないけど、捉え方次第では十分にどっちつかずとも、バランスがいいとも取れるクマ。
クマは中途半端に一票クマ。理由は3つクマ。
1つ目は、キャピタルでもインカムでもどちらかを「重視」する人は第一にはJEPIを選ばないからクマ。
👆のまとめ図の通り、JEPIはトータルリターン(結局いくら儲かるのか)ではJEPIの80%の投資対象であるS&P500=VOOに負けてるし、インカム的な視点で見ると、QYLDに負けてるクマ。
(JEPIの直近利回りは10月24日時点で6%台後半なので、下手したら高配当個別株にも負けてるかもしれないクマね。実際BTIが直近配当利回り8.25%なので負けてるクマ。株価度外視で配当重視なら当然BTIを選ぶクマね。)
なので、キャピタルであれ、インカムであれ、自分はどっちかを求めてるんだ!という方は選ばないと思うクマ。
2つ目は、どのような言い方をするにせよ、事実中途半端だからクマ。
これは何をどう言い方を変えようが、1つ目の理由で述べたように、事実は変わらないからクマ。
例えるなら、「改善点」を「チャレンジポイント」に言い直してるようなものだけど、何をどう書いても本質は改善すべきポイントであることに変わりはないクマ。
3つ目は、JEPIではなく、他の組み合わせの方が「インカムとキャピタルの両立」ができるかもしれないなのに、それを差し置いて本当にこの銘柄を選ぶのか?という話クマね。
仮に他の組み合わせの方がJEPIに勝るとしたら、中途半端だと思わないか?クマね
今後のことは分からないけど、少なくとも過去の運用実績から見れば、インカムとキャピタルの両立がしたいなら、QQQ+QYLD or 高配当個別銘柄、SOXLやSPXLやレバナス+QYLDの方がインカムとキャピタルの両立がよりできるのではないかと思うクマ。
(仮に、QQQ+QYLD or 高配当個別の方がJEPIより劣るとしても、第一には選ばない可能性、暴落時には実質インカムだけになる可能性がある(=両立できない可能性がある)時点でどうなのかと思っちゃうクマ)
仮に、クマが先ほど提示した組み合わせの方がリターンが高いのであれば、わざわざこの銘柄を真っ先に選ぶ理由はないので、やはり中途半端と言わざるを得ないクマ。
結局、その最適な比率や手段を考えるのってすごく面倒なので、JEPIを持つーというのであればいいと思うクマ!
ただ、何も考えず「インカムとキャピタルの両立!すごい!」ではよくないと思うクマね。
論点② インカムとキャピタルどっちも欲しいけどJEPIはどうなの?
とにかく分配金!配当金!であれば、当然論理的にはJEPIよりQYLDを選ぶべきクマ。
ただ、QYLDの記事や普段のツイートでも5万回くらい言ってるけど、QYLDに集中投資するのはおすすめしないクマ。
なので、QYLDの一点集中は怖いので、次に優秀なJEPIを狙います!というのであればいいと思うクマ!
実際クマもそういう使い方をしようかなと検討しているところだしクマ。
ただ、クマがここで言いたいのはJEPIがアカンということではなく、「言ってることとやってることが違う」ことで、ご自身の思い通りにならない可能性が高いので危険では?そこはどう思っているのか?ということクマ。
詳しく言うなら、「株価を放棄してでも目先の分配金を取る!」と宣言してQYLDを保有しながら、配当利回りが落ちるJEPIを「何も調べず」ものすごい量買い付けするのって???って思っちゃうクマね。
株価を犠牲にしてでも利回りを取るというスタンスでありながら、キャピタルとインカムの両方を取りたい!って、いきなり論理が変わっていて、論理的にはつながってないような気がするクマ。
だったら最初からトータルリターンを取ればいいのでは?と思うクマね。
👆で述べたように、QYLDの一点集中を避けるため!とかしっかり理由付けができてればいいと思うけど、「インカムとキャピタル両方狙える!?わかんないけど、よし買おう」ってなれば、最初決めたご自身のスタンスって崩れませんか?ご自身の思い通りにならないかもしれないですよ?ということクマ。
加えて、 「株価を放棄してでも目先の分配金を取る!」 と宣言しながら、ドローダウン(運用する資産に対して何パーセントの下落を許容できるか)の心配するのも正直矛盾してないか?と思うクマね。
株価放棄してるならドローダウンは気にしないはずクマ。
株価のことも気になるなら、トータルリターンを取るはずクマ。
なぜキャピタルとインカムの両立でなければいけないのか?
ここに対するご自身の答えをしっかり用意すべきだと思うクマね。
両方欲しいってことは、いいとこ取りをしたい→なら結局トータルリターンでいいのでは?とクマは思うクマ。
なので、ある程度のキャピタルも狙いつつ、ある程度のインカムも欲しい確かな理由(ご自身のライフプランや幸せを感じるポイントなど)をしっかり決めずにいると、後からどちらかの必要性に気づいた時点ではもう遅い場合があると思うクマ。
論点③ トータルリターンを比べちゃダメでは?
これは株クラでよくある配当系投資家とインデックス投資家の争いの火種だけど、クマとしては「比べるべき」だと思うクマ。
そもそも投資をする理由って「お金を増やしたい」からだと思うので、それに対する答えはどれだけいっぱい儲かるのか?ーつまり、トータルリターンクマ。
ただ、
✅投資は人生をより豊かにするための手段であること
✅先の株価は読めない
✅人によって価値観は違う(=資産形成する・使うタイミングは人によって違う)
ので、「トータルリターンを考慮すべきだけれど、あらゆる場合の想定と自分の価値観をしっかり固めたうえで、トータルリターンのみで話を終止させるべきではない」と思ってるクマ。
株価が今後も上がり続けるかどうかは読めないので、配当はある意味強制利確の側面もあるので、先が読めない中、細々と利確するのは別に悪いことではないと思うクマ。
加えて、将来お金が欲しいという方と、目先のお金が欲しいという方、どちらもいらっしゃるはずなので、これは人の価値観としか言いようがないクマ。
一言でまとめるなら、大きい視点で見ればもっとお金が稼げるチャンスはある(=トータルリターン)のは十分承知だ!でも、自分はそれでも目先のお金があった方が幸せだ!というのであればトータルリターンとの比較はせずともOKだし、その考え方は否定されるべきではないクマ。
(クマはこっちの考え方に近いクマよ🐻だから配当銘柄もたくさん持ってるクマ🐻)
しかし、何も考えずに(大きな視点で見ようとせずに)とにかく配当金を積み増したい!とか(しっかり自己分析すればそうではないのに)トータルリターンとの比較を頑なに拒むのも正直スマートではない思うクマね。
(頑なにQQQとQYLDを比べるべきではない、と言ってる人がいるけど、上で述べたようにご自身の価値観とか全て考慮したうえであればいいけど、中にはそうではない方もいらっしゃるクマね)
論点④ ボラも低いけどリターンも低いのってどうなの? ボラ低いのを目指すファンドだからいいことだよね?
シャープレシオを見れば一発で答えが出るクマね。
ファンドの狙い通りだからいいじゃん!って思うかもしれないけど、そもそもその狙いが人によっては気に入らない場合もあるし、銘柄を選ぶ人の価値観によってはあまりいいことではない場合があるクマ!
分かりやすく例えるなら、ボラもリターンも低いけど安定してる債券か、ボラもリターンも高い株か、どちらを選ぶかは人によって違うと思うクマ。
いくら債券が狙い通りの投資対象だと言っても、その人が望むものに当てはまらなければ、そもそもの問題クマね。
シャープレシオはすごくざっくり言えば、「運用の効率」が分かる係数クマ。
取ったリスクに対するリターンを数値化したものクマね。
JEPIは生まれたばかりのファンドなので、なかなかデータがないクマ。
モーニングスター本家でVOOとJEPIのシャープレシオを取ってみたけど、比較ができそうにないクマ。
(一応VOOの方が数値的にはいいクマね)
■VOO
■JEPI
仮に、シャープレシオがJEPIの方が低ければ、「比較対象と比べて運用効率は低い」ということになるので、いくらボラが低くて設計通りであっても、効率が低ければあまり意味がないし、そういった側面・価値観を持つ人は、このファンドを選ばない人も出てくると思うクマ。
おまけだけど、何ならボラを抑えたいのであれば、そのETFがあるクマ。
S&P500なら、QQQでおなじみのインベスコから「S&P500低ボラティリティETF」ーSPLVがあるので、そっちも調べてみるといいクマ!(直近1年だとトータルリターンはJEPIの方が上)
論点⑤ QYLDとJEPIを一緒に持てば分散になる!
人によって「分散」の捉え方が違うけど、クマ的には分散にしては不十分だと思うクマ。
理由は2つクマ。
まず、分散になる理由は、QYLDとJEPIはカバードコールという共通項はあるけど、QYLDはカバードコールETFで、JEPIは80%をS&P500を中心とした株に投資しているので、厳密に言えば両者は別物クマ。
次に、分散としては不十分な理由は、「QYLDはナスダックの、JEPIはS&P500のカバードコールだから分散できてるじゃん!」というご意見をよく目にするけど、主体はカバードコールであることを忘れてはいけないクマ。
両者はカバードコールという仕組みで共通しているので、仮にS&P500とナスダックが同じような動きをすれば、両者同じような分配金推移になるはずーつまり両者同じような傾向になってしまうので分散にはならないクマ。
ボラによって多少差が出る程度で、大きな傾向は変わらないはず、ましてや同じ動き方をしたら全く同じ動きになっちゃうクマね。
正直、切り取る期間によって結論は違ってくるけど、ナスダックだろうがS&P500だろうが、傾向は似てるクマ。
今後、ナスダックとS&P500は絶対に相関関係はない!とは言い切れないので、この点は分散という考え方に置いて、割と真剣に考慮すべきポイントだと思うクマ。
なので、特に 「QYLDはナスダックの、JEPIはS&P500のカバードコールだから分散できてる!」という意見を鵜呑みにすると危険ではないかとクマは思うクマね!
論点⑥ ファンドマネージャーの腕は関係ない?
そもそもアクティブファンドなんだからファンドマネージャーの腕は必要ーこれだけだと思うけどクマ。
サマリーに書いてあるように、
✅ボラティリティの低下を通じて投資家のリスクを軽減
✅ファンドは、S&P 500インデックスよりもボラティリティレベルが低い株式証券のポートフォリオを構築
と書いてあるので、それを達成するための運用ルールを作成するのがファンドマネージャーなので、当然ファンドマネージャーの腕は関係あると思うクマ。
相場の状態によって運用ルールは変わってくる(しっかりインカムとキャピタルの両立、ボラ低下を達成するには、右肩上がりの相場と右肩下がりやヨコヨコ相場では戦略が違うのでは?)とクマは思ってるので、ルールの微調整や整備・改定など、そう言った意味でファンドマネージャーの腕は関係あると思うクマね。
論点⑦ VIGやVYMの方が中途半端では?
否定はできないクマ。
両方ともVOOに劣るし、配当利回りもJEPIより落ちるクマ。
ただ、それを言うなら、中途半端だと言ってるVIGやVYMにJEPIはトータルリターンで負けてるげど、VIGやVYMは中途半端で、JEPIはそうではない理由は何なのかな気になるクマね~🐻🐻
過去にJEPIと同じようなファンドがあった!?JEPIも大体これでどういう動きをするか読める!?
結論から言えば、クマが心配してた通り、下落局面では強みとして打ち出してる「インカムとキャピタルの両立」はできてなさそうだったクマ。
(たぶんインカムは問題ないと思うけど、キャピタルは微妙クマ。)
まだここまで触れてる方は誰もいらっしゃらないと思うので、徹夜して調べてみたクマ!
JEPIは出て1年くらいの新生児ETFなので、様子を見よう!というのはクマも大いに同意だけど、それを名分に考えることを拒否して先送りにするのはよろしくないと思うクマ。
そこで、過去に同じようなファンドがあったのかを徹底的に調べてみたクマ!
2018年8月末から「JEPIと全く同じ」ファンドが存在してるクマ!
その名も「JEPAX」クマね!
ETFじゃなくて、どうやら投資信託っぽいクマ。
全く同じ会社の、全く同じファンドマネージャーが、全く同じコンセプトで運用してるクマ!!!
(ファクトシート見てると中身はほんの少しだけ違うので、100%一致よりかは双子みたいなイメージクマね🐻)
気になる人は以下の画像の下にそれぞれのリンクを貼ってあるので、見てみてほしいクマよ🐻
■JEPIの運用目的
■JEPAXの運用目的
見事に一致してるクマね!!
気になるJEPAXの概要は以下の通りクマね。
(出典はbloombergと公式HPクマ)
✅名称
JPMorgan Equity Premium Income Fund
✅設定日
2018/8/31
✅純資産
15.83億ドル(JEPIは43.63億ドル)
✅経費率
信託報酬0.25%、経費率0.85% 計1.1%
✅直近分配金利回り
7.28%
✅リターン
年初来→+16.37%
1年→+23.98%
3年→bloombergには出てないけど、チャート見る限り0%に近いクマ
2018年末から存在してるので、コロナショックという大暴落場を経験しているので、さっそく皆様が気になるであろう暴落時の動き(本当にインカムとキャピタルの両立ができるのか)、VOOとの比較を見てみるクマ!
残念ながらトータルリターンの比較はできなかったけど、VOOとの株価比較はできたクマ。
同じような値動きクマね!
暴落するときはしっかり暴落してるけど、回復が鈍いクマ。その代わり、ボラは低いように見えるクマね!
JEPAXだけのチャートを見てみるクマ。
1つ前の図と同じことが言えるクマね!
このファンドが目指してる「インカムとキャピタルの両立」は、残念ながらキャピタルはそこまで取れていないことが分かるので、両立はできていないと言えそうクマ。
JEPIは今両立できてるように見えるけど、キャピタルはVOOに負けてるのと、インカムはQYLDに負けてるクマね。
JEPIも80%をS&P500を中心とした株に投資してるので、クマが心配してる通り、相場が悪い時はキャピタルが思うように取れず、両立は難しくなると思うクマ。
ファンドマネージャーの腕で銘柄選定をすごく頑張れば、いけるかもしれないクマね!
クマはむしろそこに期待してるクマ。
実際同じファンドであるJEPAXで暴落時の動きは実証済み(1回の暴落で断定はできないけど)なので、これはおそらく今後も確かにあり得るのではないかと思うクマ。
運用効率(シャープレシオ)の面で見てみると、0.63と出ており、上でVOOは0.8台だったのでVOOよりは劣るクマね。
なので、ボラが低いけど、リターンも低いので、運用効率はそこまでという結論になるクマ。
とはいえ、決して悪い数値ではないクマ!
何となくクマはSPYDより遥かに優秀だと思ってたけど、その通りで、SPYDのシャープレシオは0.35だったクマ。
というか、相場が全体的に下がるような場合では両立は結構厳しいので、両立どうのこうのは置いといて、インカムだけの銘柄って割り切っても利回り的には優秀ではあるクマ!
クマのJEPIに対するスタンス
今まで説明してきたように、「インカムとキャピタルの両立」は疑問符が付くものの、JEPIと比べてトータルリターンはもちろん配当利回りでも引けを取ってるような銘柄からは乗り換えた方が効率的だと思うクマ。
普通にJEPIは(しっかり維持できればの話だけど)利回りが高くて魅力的クマ。
相場が全体的に下がる時に、株価も下がって減配してみたいな銘柄よりは遥かにいいので、そういう点では評価できるクマね!
実際クマもQYLDの分散先、SPYDを売却しJEPIにする方向で検討中クマ。
まとめ
✅中途半端なのかバランスがいいのかは人によって考え方は違うので、断定はできないが、事実としては「トータルリターンはVOOに負けており、インカムはQYLDに負けている」ことは変わらない。
→インカムを重視する人、キャピタルを重視する人、どちらからも第一には選ばない、そういう意味では中途半端では?
→わざわざJEPIを買わなくても他の組み合わせで「インカムとキャピタルの両立」ができるかもしれないのに、それを差し置いてこの銘柄を選ぶ理由は?
→結局、JEPIを超える比率を考えるのは非常に面倒なので、JEPIに任せる!という理屈ならいいが、何も考えず「インカムとキャピタルの両立」で食いつくのはいかがなものか?
✅株価を放棄してでも配当利回りを最大限上げたい!だけど、QYLD一点集中は心配!だからJEPIを買うんだ!といいう方にはすごくいい銘柄だけど、株価を放棄してでも利回りを最大化したい!って言いながらも、キャピタルとインカムの両立!って食いつくということは、スタンスを変えて大丈夫なのか?効率的なのか?は一度考えた方がいい
✅人によって投資に対して求めるのは違うので、トータルリターンだけで話を終止させてはいけない。
→ただ、そもそも投資をする理由は儲けるためだと思うので、本当にトータルリターンを捨てていいのか?ということは考えた方がいい
→全て考えたうえで、トータルリターンは取らないというのなら大いに分かるし、それは否定されるべきではない
→ただ「性質が違う」と言って何も考えずに比較を拒否するのはよろしくないのでは?
✅ボラも低いけどリターンも低いことに対して、いいかどうかは人によって考え方は違うので、何とも言えないけど、事実としては運用効率面では悪くないものの、VOOに劣っている。
なので、いくら狙い通りであっても効率を重視する方にとってはいいファクトではない。
→ボラを抑えたいのであれば、低ボラETFもあって、S&P500なら、QQQでおなじみのインベスコから「S&P500低ボラティリティETF」がある
✅JEPIはQYLDの分散先にはなりうるが、十分ではないかもしれない。
→両者はカバードコールという仕組みで共通しているので、仮にS&P500とナスダックが同じような動きをすれば、両者同じような傾向になる。なので、分散の定義にもよるが、こういう場合は分散にはなっていない。
✅ボラが低くなるように、かつ、インカムとキャピタルの両立をしっかり維持するためには、ファンドマネージャーの腕はある程度試されるはず。クマはこれに期待!
✅全く同じファンドの過去の動きを見ると、今のところではあるが、運用効率はそこまで悪くはないし、高配当ETFにしてはすごく優秀なパフォーマンスであることは間違いない。
→しかし、相場が悪くなると、当初から打ち出している「キャピタルとインカムの両立」はできていない傾向が明らかになっており、今後も同じようなことが想定される。
→今後のことは分からないし、過去のことだけでどうこう言うべきではないけど、まだ生まれたばかりのETFだから数年は様子を見るべきである。
→ただ、まだ出て日が浅いーそれを名分に過去同じようなファンドあったかどうかくらい調べようともせず、考えることを止めたり都合の悪いところを先送りしてしまっては良くない。
✅相場が全体的に下げてる時は「インカムとキャピタルの両立」は厳しそうなので、いっそのことインカムのみの銘柄って割り切っても全然優秀(インカムが維持できる前提)
✅クマとしては、 「インカムとキャピタルの両立」は疑問符が付くものの、相場が悪い時に株価下落&減配するような銘柄や、JEPIと比べてトータルリターンはもちろん配当利回りでも引けを取ってるような銘柄からは乗り換えた方が効率的だと思っており、SPYDからの乗り換えを検討中。
最後に
なんだかんだ言って長くなってしまったけど、投資をするということは、皆様投資を通して実現したい未来など何かしら求めることがあると思うクマ。
そんな中、ご自身の軸をしっかり決めずに「よさげ!」だと思って食いついてしまうと、効率的ではないクマね。
結局はそれぞれの目的に合った銘柄を持つべきだけど、その目的がしっかりイメージできてるのか、できてもいないのにむやみに買って考えることを放棄すれば、元も子もないと思うクマね。
やたら負の側面を強調したせいか、クマの意見が曲解されそうだけど、最後にダメ押しで言うけど、「解釈次第で中途半端なのは否め以内が、優秀なETF」であると思ってるクマ。
今回のクマの記事を読んでいただいた皆様が、より多面的な側面で考えていただき、ご自身が目指すゴールに一歩でも近くなることを祈っているクマよ🐻
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