こんにちクマ🐻
今回も皆様からご要望が多かった「配当金がもらえるポートフォリオを組むのに参考になるもの」をテーマに記事をご用意させていただいたクマ!
✅コロナ相場をきっかけに投資人口が増えたこと
✅直近の不安定な相場でインデックスだけでは不安な方
✅元々配当志向の方
✅配当金で実際生活を賄っている(賄いたい)方
などなど、配当銘柄に対する需要は根強いものがあり、特に最近のベア相場を受けて、より配当銘柄に対する需要は増えてきたように感じるクマー
さて、今回のテーマだけど、タイトルからお察しの方もいらっしゃると思うクマね~
そう、実はこの「10万円ポートフォリオシリーズ」は5月に日本株バージョンを3部作公開し、超大好評だったクマ!
というわけで、今回は米国株で「10万円ポートフォリオシリーズ」を展開することにしたクマよ~
本記事は「10万円ポートフォリオシリーズ~米国株編~」第一作目、「高配当編」クマ!
メイン10銘柄+オプション15銘柄+ETF5銘柄ー計30銘柄を一挙ご紹介クマ!
組み方によっては「利回り10%越えのポートフォリオも作れちゃう」クマね~
(おすすめはしないけどクマー)
詳しくは「お得なお知らせ」の章を見てほしいクマよ🐻
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目次は↓をぽちっとクマ🐻
他にも参考になる記事まとめ
✅「10万円ポートフォリオシリーズ」の日本株バージョンが見たい!
👇10万円で組む配当ポートフォリオ【高配当型・利回り5%以上】
👇10万円で組む配当ポートフォリオ【安定配当型・利回り3%以上】
👇10万円で組む配当ポートフォリオ【連続増配型・10年以上連続増配銘柄のみ】
✅配当金ポートフォリオ記事がもっと読みたい!
👇米国株配当ポートフォリオ候補 73銘柄 まとめ
✅クマが銘柄を選ぶポイントやコツが知りたい!
👇優良配当銘柄を選ぶための7つのポイント解説
注意点(必読)
✅今から紹介するポートフォリオとそれに伴う個別銘柄に対するクマのスタンスは、文字通り「紹介」であり、決してそのまま真似すること、購入、売却など特定の投資行動を誘導するものではないクマ
✅今回のポートフォリオ例における各銘柄の割合はあくまでもクマが適当に決めただけであり、上記同様いかなる意図はなく、これをたたき台としてみんなに一から考えてほしいクマ
✅あくまでも断片的な情報の提供であり、 銘柄選びの一助の位置づけなので、完璧な資料ではないクマ
✅紹介した銘柄の今後の成績に関しては言及しないクマ
→現時点ではよさげでも、将来いきなり業績が悪化したり、何らかの理由で減配する可能性
✅データは2022/6/10時点(終値)クマ
✅万全を期してるけど、データが最新のものではなかったり、間違いがある可能性もあるクマ
✅データはサイトによって定義などが微妙に違っていたり、予測や実績の入り乱れ、時期のズレなどがあったりするので、他のサイトとは情報が異なっている場合もあるクマ
✅配当利回りに関しては、実績値を使っているクマ
→前年度実績配当額÷6/10時点の株価
本記事の活用にあたって必ずやっていただきたいこと
✅なぜ配当金目的の投資をするのかしっかり考える
→銘柄によっては利回りが高くても株価が犠牲になり、結局は資産があまり増えていないパターンもある
✅長期の株価チャートをチェック
(特に株価が下がった結果、利回りが上がった銘柄は要注意)
✅今後もこの調子を維持できそうか、企業分析をしっかりしたうえで保有する
(過去の栄光、今の好材料がずっと続くとは限らない)
✅局面ごとに強い・弱い銘柄があるので、必ずそれを加味した上でポートフォリオに組み込む
(特に最近だとコロナで強くなった銘柄とそうでない銘柄)
✅複数年のデータ(推移)を調べる
→コロナをきっかけに急激な上下が見られるデータが多くあり、今回出させてもらった単年度データだけではなく、必ず複数年のデータを調べる
ポートフォリオを組むにあたっての前提条件
✅メイン10銘柄+オプション10銘柄+ETF5銘柄ー計30銘柄
✅メイン10銘柄はできる限り利回りが高い&知名度がある&相対的に低リスクっぽい(減配歴、連続増配年数)銘柄を選んだ
→繰り返しになるが「おすすめする意図は一切合切ない」
→利回りが高くてもあまり有名ではない銘柄やリスクが高そうな銘柄はオプション行き
✅高配当の定義=利回り3%以上
→日本株バージョンでは4%以上としたが、今回はリサーチを進める中で、到底利回り4%以上の銘柄のみで今回の記事は書けなかった(利回りが不自然に高い銘柄は多いが、まともな銘柄がない)ので、3%以上とした
実際のポートフォリオ例(メイン10銘柄)
繰り返すけど
①決してこのポートフォリオをおすすめする意図はない
②各銘柄ごとの割合は適当
③これをたたき台・参考情報にして皆さんが一から考えてもらいたい
ので、誤解のないようにクマー
✅銘柄数:10
✅必要資金総額:779.74ドル(円換算:101,366円)
✅配当金総額(税引き前・年額):37.04ドル(円換算:4,815円)
✅配当金総額(税引き後・年額):26.564ドル(円換算:3,453円)
✅ポートフォリオ全体の利回り:4.75%
ぶっちゃけ10万円で10銘柄のポートフォリオは厳しいクマね。
表を見ていただければ分かると思うけど、各1銘柄、単価が安い銘柄でも2銘柄しか買えないクマ。
ポートフォリオとしてはあまりいいものではないクマね。
10万円で米国株ポートフォリオを組むなら5銘柄くらいがいいかもクマー
ともあれ、このポートフォリオの意図とクマが皆様に伝えたいポイントを下に記すクマ!
✅非正常に利回りが高い銘柄は除外
→中には利回り20%や30%出す銘柄があるが、株価がゴミ同然になっていたり、一時的に大増配の結果であることが多い。基本的に配当ポートフォリオは長期保有で元を取ったり、キャッシュフローを充実させるのが前提だと思うので、増減配が激しい銘柄を主軸にしている人は少ないと推察
✅特定の業種に偏りすぎることがないように、10銘柄全て業種を分散
✅ポートフォリオの減配危険度を下げるため、直近5年減配履歴がない銘柄&連続増配年数が多い銘柄を中心に配置
→直近5年であれば、コロナショックを経験しているので、そこで減配してない銘柄は基本的に強いと考えている
→連続増配年数が多いほど、さまざまな修羅場をくぐり抜けてきた=強い銘柄であると判断できる1つの指標になり得ると考えたため
クマがここでどうしても言いたいことは、分散それ自体よりは、なぜ分散するかしっかり考えてポートフォリオを組むことが大事クマね。
言い換えれば分散の本質は「減配の危険性を可能な限り減らすこと」だと思うクマ。
であれば、減配の危険性が少ない銘柄を厳選して持つというのも1つの手クマ。
要は、分散が目的になってはいけないということが言いたいクマ。
分散分散って言っていたずらに銘柄ばかり増やして、結局管理しきれないパターンも多いし、分散が目的になって、普通に良い銘柄なのにウェイトが少なかったりするパターンも多いクマ。
オプション15銘柄
正直、👆のポートフォリオは全然完璧ではないし、「もっと利回りを上げたい!」、「リスクを下げたい!」、「もっと有名な銘柄がいい!」、「セクターごとの割合を調整したい!」などもう少し選択肢が欲しい!と思われる方も非常に多いと思うので、追加で15銘柄ほどピックアップしてみたクマ。
先のポートフォリオと見比べながら検討を進めてほしいクマね~
1点だけ注意していただきたいのが、AT&T(T)に関しては、今回採用している「実績」利回りだと10%を超えているけれど、今期は大減配が予定されているので、株価がこのままだと仮定すると、予想利回りは5%前後になるクマー
くれぐれも利回りだけ見て釣られないようによろしクマ🐻
ETF5銘柄
米国はETFも非常に充実しているので、もちろん高配当ETFもたくさんあるクマ!
その中でも特に利回りが高い5銘柄をピックアップしてみたクマ。
選択肢がさらに増えるクマよ~🐻
特に上位3銘柄はかなーーーーーーーーーーーりクセがあるし、仕組債を使って普通の株とは違う形で分配金を生み出しているものもある(QYLD、JEPI)ので、詳しい解説は👇の記事を読んでほしいクマ!
仕組みが難しく、こちらでは説明しきれないクマー
SDIVとかも仕組みとして株価はほぼ放棄したようなものだし、クセありすぎクマー
✅QYLDについて
✅JEPIについて(データが古いので注意、ただ考え方は変わらず)
✅米国高配当ETF10銘柄格付け
毎月配当を実現させるポートフォリオ
配当大好きな方々のロマンの1つとして「毎月配当」があるクマね!
本記事でご紹介させていただいた30銘柄でも毎月配当を実現させることは可能クマ。
配当月ごと&利回り順にまとめておくので、毎月配当を実現させたい方はこれを参考にしつつ、ご自身で色々カスタマイズするといいクマ!
もちろん今回は30銘柄しか扱ってないので、もっともっとご自身で調べることを強くお勧めするクマ。
■毎月
✅QYLD(利回り:15.95%)
✅SDIV(利回り:11.10%)
✅JEPI(利回り:7.46%)
✅SRET(利回り:7.23%)
✅PFFD(利回り:6.15%)
■1/4/7/10月
✅CULP(カルプ/利回り:8.20%)
✅MO(アルトリア・グループ/利回り:7.19%)
✅PM(フィリップ・モリス・インターナショナル/利回り:4.79%)
✅LEG(レゲット・アンド・プラット/利回り:4.46%)
✅CAH(カーディナル・ヘルス/利回り:3.65%)
■2/5/8/11月
✅T(AT&T/利回り:10.05%ー今期大減配予定)
✅BTI(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ/利回り:6.76%)
✅NWBI(ノースウェスト・バンクシェアーズ/利回り:6.38%)
✅PETS(ペットメド・エクスプレス/利回り:5.75%)
✅KMI(キンダー・モルガン/利回り:5.62%)
✅UVV(ユニバーサル/利回り:5.21%)
✅VZ(ベライゾン・コミュニケーションズ/利回り:5.00%)
✅ABBV(アッヴィ/利回り:3.63%)
■3/6/9/12月
✅LUMN(ルーメン・テクノロジーズ/利回り:8.87%)
✅ARCC(エイリス・キャピタル/利回り:8.51%)
✅TFSL(TFSファイナンシャル/利回り:8.06%)
✅MCY(マーキュリー・ゼネラル/5.37%)
✅IBM(IBM/利回り:4.81%)
✅GILD(ギリアド・サイエンシズ/利回り:4.68%)
✅DOW(ダウ/利回り:4.53%)
✅MMM(3M/利回り:4.3%)
✅KHC(クラフト・ハインツ/利回り:4.27%)
✅SO(サザン/3.63%)
✅XOM(エクソン・モービル/利回り:3.47%)
✅CV(シェブロン/利回り:3.03%)
所感
実際にポートフォリオを組んでみた所感としては、やはり利回りを追求すると、いくら強い米国株であっても、それなりに減配リスクはあるということがはっきり分かるクマね。
日本の高配当株よりは幾分か状態はいいようには見えるけど、正直これは絶対欲しい!という銘柄はほぼない印象クマー
米国は日本より株主に対する責任感が強いので、配当性向が高くても配当を出したりするけど、こういう方法は長続きはしないと思うクマ。
加えて、株価を見ると、銘柄によっては直近はいい水準の銘柄もあるけど、株価が下がった結果高配当になった銘柄もあるので、手放しには喜べない銘柄ばかりクマね。
中には「株価はどうでもいい!目先の配当金があればいいし、配当で元を取る!」という考え方もあり、クマもその考え方にはある程度賛成クマ。
しかし、株価が下がるということは、業績をはじめに何かした不安要素があることの現れでもあり、減配やひどい場合は無配になってしまい、根底から考え方が覆ることも大いにあるクマ。
となると、配当で元を取るという考え方が根元から崩れ去り、株価は株価で落ちまくって、ただの爆損マンになっちゃうクマね。
高配当投資をするなら、この辺しっかり考えてからの方がいいと思うクマー
お得なお知らせ
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最後に
今回は、皆様からご要望が多かった「配当金投資のポートフォリオを組むのに参考になるもの」をテーマに、「10万円ポートフォリオ」シリーズ再来ー米国株編ということで、皆様にお届けさせていただいたクマ~
主要指数が-20%や-30%を記録する中、非常に厳しい相場が続いてるクマ。
元々配当志向の方はもちろん、下げ相場対策ということで配当狙いの投資にシフトチェンジをする方が非常に増えてきたクマ。
それはいいけど、中にはインフルエンサーのおすすめに安易に乗ってしまったり、ご自身の軸を持たずに周りに流されて配当投資にシフトしたりする方も一定数いるのもまた残念な事実クマ。
「本記事の活用にあたって必ずやっていただきたいこと」の章でも触れたけど、なぜ配当金目的の投資をするのか一度考えてみるべきだと思うクマ!
結局投資は儲けるためにやってると思うので、自分の考えなしに流されてポートフォリオを組んだ結果、しなくてもいい損をしたり、リターンを下げたりすることは多々あるので、動く前に一回考えてみることをお勧めしたいクマね~
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