【9月権利確定】60銘柄まとめ【高配当・有名配当・長期非減配・連続増配】

こんにちクマ🐻

今回はコツコツ投資をして配当金を増やしていきたい/毎月配当がもらえるポートフォリオを構築していて、9月権利確定の銘柄が知りたい方向けに記事を用意させていただいたクマ！

日本株だと「3月、6月、9月、12月」に権利確定する銘柄が多く、今回はそれでご紹介する銘柄数が多いクマね！
ざっと以下4つの切り口で銘柄をご紹介するクマ～

✅知名度低め×長期非減配×利回り4%以上の高配当…15銘柄
✅みんな知ってる有名高配当…20銘柄
✅高配当ではない（なくなった）が有名な配当銘柄…10銘柄
✅10年以上連続増配…15銘柄

本記事を参考に、ご自身に合う銘柄が探しやすくなれば嬉しいクマ！

ちなみに、9月の権利付き最終日は9月27日（水）クマ。
（※一部、権利付き最終日が早かったりする場合もあるので、改めてご自身でちゃんと調べてクマ）

リサーチのお役に立てる記事になってるクマね！
熱烈ないいね・リツイートよろしクマー🐻

目次は↓をポチっとクマ🐻

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※過去記事なので、色々データは変わってしまっているけど、幅広く検討する材料にはなると思うクマ🐻

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注意点（必読）

✅本記事における銘柄に対するクマのスタンスは、「リサーチ結果のまとめ＆紹介」であり、決してそのまま真似すること、購入、売却など特定の投資行動を誘導するものではないクマ

✅あくまでも断片的な情報の提供であり、 銘柄選びの参考資料という位置づけなので、完璧な資料ではないクマ

✅万全を期してるけど、データが最新のものではなかったり、間違いがある可能性もあるクマ

✅データはサイトによって定義などが微妙に違っていたりするので、他のサイトとは情報が異なっている場合もあるクマ

✅本記事で紹介した銘柄の今後に関しては一切言及しないクマ
　→あくまでも実績（ファクト）にのみ触れており、今後の予測などは一切しない

✅データは2023/9/15時点（終値）クマ
　→増配予定などの全てのデータは9/15時点のデータなので、それ以降のデータは反映していない

✅配当利回りは「予想利回り」クマ
　→今期予想配当額÷9/15終値

✅中にはまれに権利付き最終日が他と違っていたり、特別配当で利回りが上がっている場合があるので、保有するなら一回はご自身でしっかり調べてほしいクマ

✅非減配期間や連続増配期間を算定するにあたって、「記念配当」や「特別配当」は除いてカウントしているクマ
　→いちいち手作業で過去を遡ってチェックして計算してるのでミスがあるかもクマー😭

✅「直近10年」は「実績のみ」をカウントしており、今期予想は「直近」として算入していないクマ

✅何かしらの理由で配当の支払い年数が10年に満たない場合、該当の期間において非減配であれば「直近10年減配有無」は「無」になるクマ

✅「10年増配率」は10年前 VS 直近実績の切り取りであり、直近10年非減配銘柄のみ算定しているクマ
　→2点間におけるただの切り取りなので、10年前が低すぎる・直近急激に増配したなどあれば、増配率が特に高く出てしまうことがあるクマ（10年間の推移をちゃんと調べてクマ！）

記事の活用にあたって必ずやっていただきたいこと

✅なぜ配当金目的の投資をするのかしっかり考える
　→銘柄によっては利回りが高くても株価が犠牲になり、結局は資産があまり増えていないパターンもある
　→株価を犠牲にしてでもインカムが欲しい！という考え方は実は相当危険で、株価が下がって高配当になっているような銘柄は、減配リスクが高いので、その考え方は根底から崩れる可能性が高い
　→利回りが高い銘柄は必ず理由がある（株価下落、特別配当、景気連動など）ので、それをしっかり突き止めてから保有した方がいい
　→特に「毎月配当」に変にこだわりすぎると、その条件を充足させるためにリスクが高いような余計な銘柄を入れる必要があって、必要以上にリターンを削ることにもつながるので、よく考えた方がいい

✅長期の株価チャートをチェック
　→特に株価が下がって高配当になった銘柄は要注意（業績が悪化しており、株価下落中→いずれは減配する可能性）

✅あくまでもデータはファクトで、過去は未来を保証しないので、企業分析をしっかりしたうえで保有する
　→過去の栄光が当たり前のように今後も続くと決めつけず、しっかり調べる

✅局面ごとに強い・弱い銘柄があるので、必ずそれを加味した上でポートフォリオに組み込む
　→特に最近だとコロナで強くなった銘柄とそうでない銘柄をしっかり見極める

✅複数年のデータを調べる
　→多くの指標（売上高、EPS、配当性向など）がコロナをきっかけに急激に上がったり落ちたりしているし、単年度のデータだけではその銘柄の全体像がつかめないので、今回出させてもらった単年度データではなく、必ず複数年のデータをチェックする
　→単年度データ（特定のデータ）のみで判断してしまうと、全体像を見誤る危険性が非常に高まる

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知名度低め×長期非減配×高配当 ～15銘柄～

有名な銘柄は見飽きた！新しい銘柄を探したい！という方にとっては、特に役に立つと思うクマ！

こちらでは「知名度が低め＆直近10年非減配×利回り4％以上の高配当銘柄」をご紹介するクマ！
有名な銘柄は既に持っているなどの理由で新たな銘柄を探したい方にとっては、検討資料としてお役に立てると思うクマ！

※知名度が低い＝クマ主観
（「有名な高配当銘柄！って言われて真っ先に出るような銘柄ではない」くらいのイメージで捉えてもらえればOKクマ）

今回は比較的知名度が低い（クマの主観だけどクマー🐻）銘柄や、過去の業績における特記事項など、補足説明が必要な銘柄もあるし、全体的に色々説明が必要なので以下にて手短に今回の15銘柄の企業概要と注意点を記載しておくクマ～

※企業概要はマネックス証券「銘柄スカウター」を参照

■伯東（7433）
独立系のエレクトロニクス商社
輸出入商社として電子デバイス（IC・車載デバイス・光デバイス）、電子コンポーネント（電気部品・電気材料・光コンポーネント）、電子・電気機器（製造装置）を取扱う

■ハリマ化成グループ（4410）
化学素材メーカー
パインケミカル（松脂化学）を基軸に樹脂化成品（印刷インキ用樹脂、塗料用樹脂、合成ゴム用乳化剤）、製紙用薬品（紙力増強剤）、電子材料（はんだ付け材料）、粘接着剤用樹脂の製造・販売

※直近10年で赤字歴1回
※今期赤字予想
※直近10年で配当性向100％超え複数回

■LIXIL（5938）
住宅設備の国内最大手
住宅・ビル向け建材や設備機器製品を中核に、グローバルなウォーター（水まわり設備、タイル建材類）、ハウジング（金属製建材、木質内装建材）、ビルディング、住宅サービス事業を展開

※直近10年で赤字歴2回
※直近10年で配当性向100％超え複数回

■エヌアイシ・オートテック（5742）
産業用アルミ装置メーカー
富山市を基盤に「アルファフレームシステム」（アルミ製の生産設備用構造部材）、FA装置（洗浄・検査・搬送・梱包等の自動化装置）、クリーン装置（局所クリーンブース）の製造・販売

※直近10年で赤字歴1回
※直近10年で配当性向100％超え複数回

■安藤・間（1719）
準大手ゼネコン
山岳トンネル・シールド工事やダム建設（業界2位）などの土木工事、中高層の建築物の建築工事、次世代社会インフラ整備、エネルギーマネジメント、情報テクノロジー活用した建設事業を展開

■AREホールディングス（5857）
貴金属リサイクル・廃棄物処理のアサヒプリテックを中核とする環境ビジネスグループ
貴金属（貴金属・希少金属リサイクル、貴金属製品、販売、北米精練）、環境保全（産業廃棄物の収集運搬と中間処理）の2事業

※直近10年で赤字歴1回

■日本曹達（4041）
化学品メーカー、NISSOグループの中核
化学品（工業薬品、化成品、機能材料、エコケア製品、医薬品・工業用殺菌剤）、農業化学品（殺菌剤、殺虫・殺ダニ剤、除草剤）の製造・販売

■かわでん（6648）
配電制御設備専業メーカー（山形県南陽市本社）
オフィスビル・工場・産業施設・病院・学校・マンション向け配電制御設備一式（高低圧配電盤、自動制御盤、分電盤、電力制御盤、監視制御盤）をカスタムメイドで供給
カスタム型配電制御設備で国内トップ

■学究社（9769）
進学塾「ena」の運営会社
東京を中心に関東圏で都立中高一貫校・都立難関高校・大学対応の中高大受験塾「ena小学部・中学部・高校部」、個別指導塾「個別ena」、専門大学予備校（芸術・美術）を運営

※配当性向が若干高め（直近10年で50％を下回ったことがない）

■パシフィックシステム（3847）
システム開発会社、太平洋セメントの子会社
製造・流通・金融業等向けに情報サービス事業（業務システムの受託開発、システム販売、機器販売、システム運用・管理、データセンター運営）を展開

■新家工業（7305）
鉄鋼2次加工メーカー
鋼管型鋼製造・ロールフォーミング技術による鋼管関連（普通鋼製品、ステンレス鋼製品、異形鋼管、型鋼、シャフト、チタン材）、自転車用部品（リム、完成自転車）の製造・販売

※直近10年で配当性向100％超え1回

■中電工（1941）
中国電力グループの総合設備エンジニアリング会社（旧：中国電気工事）
設備工事業（屋内電気工事、空調管工事、情報通信工事、配電線工事、送変電地中線工事、防災・消防設備工事の設計施工）を営む

※直近10年で赤字歴1回
※直近10年で配当性向100％超え1回

■東京産業（8070）
機械専門商社、三菱系
電力・化学・環境業界向けのプラント設備・機器、電力/再生可能エネルギー、DX・IoT・次世代モビリティ機器、生産設備機器、環境・省エネ機器、生活と産業の基盤製品の販売

※直近10年で配当性向100％超え1回

■科研製薬（4521）
理化学研究所がルーツの医療用医薬品メーカー
整形外科・皮膚科を事業領域に医薬品開発、関節機能改善剤「アルツ」（リウマチ・変形性膝関節症・肩関節周囲炎治療）、爪白癬治療剤「クレナフィン」が主力商品

※直近10年で配当性向100％超え1回

■東北銀行（8349）
岩手県が地盤の地銀
銀行業務（預金、貸出、内国為替、外国為替、有価証券投資等）を中心に、社債受託業務、代理業務、債務保証/支払承諾、国債等公共債・証券投資信託の窓口販売、リース業務を展開
店舗数→本支店55、出張所2（2023年3月時点）

有名高配当 ～20銘柄～

みんな知ってるような有名な高配当銘柄を取り上げたクマ！

こちらでは「みんな知ってるような有名な高配当銘柄」を利回りが高い順にご紹介するクマ！
なので、企業概要の説明は省略し、いくつか要注意ポイントを挙げて、それに当てはまる企業を軽く整理するクマ！

✅直近10年で減配歴がある銘柄

・JFEホールディングス
・神戸製鋼所
・日本製鉄
・商船三井
・双日
・住友商事
・三菱ケミカルグループ
・日本郵船
・小松製作所
・丸紅

✅直近10年で赤字歴がある銘柄

・JFEホールディングス
・神戸製鋼所
・日本製鉄
・商船三井
・武田薬品工業
・住友商事
・旭化成
・ENEOSホールディングス
・三菱ケミカルグループ
・日本郵船
・丸紅

✅直近10年で配当性向100％を超えたことがある銘柄

・武田薬品工業
・みずほフィナンシャルグループ
・ENEOSホールディングス
・三菱ケミカルグループ
・丸紅

✅今期減配予定の銘柄

・日本製鉄
・商船三井
・日本郵船

高配当ではない（なくなった）が有名配当銘柄 ～10銘柄～

高配当ではないけど、みんな知ってるような有名な銘柄を取り上げたクマ！

こちらでは、株価が上がった結果利回りが落ちたり、減配したりして「高配当（利回り3％以上）ではない（なくなった）けど、みんな知ってるような有名な高配当銘柄」を利回りが高い順にご紹介するクマ！
なので、企業概要の説明は省略し、いくつか要注意ポイントを挙げて、それに当てはまる企業を軽く整理するクマ！

✅直近10年で減配歴がある銘柄

・本田技研工業
・住友化学
・三井物産
・三菱商事
・日本取引所グループ

✅直近10年で赤字歴がある銘柄

・九州旅客鉄道
・三井物産
・三菱商事

✅直近10年で配当性向100％を超えたことがある銘柄

・九州旅客鉄道
・住友化学
・三菱商事

✅今期減配予定の銘柄

・住友化学
・日本取引所グループ

10年以上連続増配銘柄 ～15銘柄～

みんな知ってるような有名な「10年以上連続増配銘柄」を取り上げたクマ！

こちらでは「有名で、10年以上連続増配実績のある銘柄」を連続増配年数が高い順にご紹介するクマ！
なので、企業概要の説明は省略し、いくつか要注意ポイントを挙げて、それに当てはまる企業を軽く整理するクマ！

いくら連続増配銘柄であっても安心せず、「今後もしっかり連続増配を続けてくれるか」をきちんと判断しないとクマね！

無理をして連続増配を貫いているのかどうかも見といた方がいいクマよ🐻🚬

✅直近10年で赤字歴がある銘柄

・豊田通商

✅直近10年で配当性向100％を超えたことがある銘柄

・ユー・エス・エス
・東京海上ホールディングス
・丸井グループ
・アステラス製薬

所感

繰り返すけれど、今回取り上げた銘柄たちは「おすすめの意図は一切合切ない」ということを皆さんに改めて知っていただきたいクマ。
そのうえで、クマの感想を述べていきたいクマね。
客観的に自分で評価したい！という方は読み飛ばしてもらってOKクマ～

今回は幅広い銘柄を取り上げたので、知名度が低い銘柄から、みんな知ってるような有名な銘柄もたくさんあったクマね🐻
人によって定義や捉え方は違うけど、いわゆる「優良銘柄」と言ってもよさげな銘柄もあれば、表面的にはよさそうに見えて危険な感じがする銘柄もちょいちょいある印象クマー

人によって考え方は様々あるので、ごちゃごちゃ言うつもりもないけど、特に高配当銘柄について（今回の銘柄限らず）これだけは知っていただきたいクマ。

「株価はどうでもいい！目先の配当金があればいいし、配当で元を取る！」という考え方クマね。
クマもこの考え方にはある程度賛成クマ。
しかし、これは非常に危ない考え方で、株価が下がるということは、業績をはじめに何かした不安要素があることの現れでもあり、減配やひどい場合は無配になってしまい、その考え方は根底から覆ることも大いにあるクマ。

となると、株価は株価で落ちまくって、配当も減配で思うほど取れず、ただの爆損マン💣📉になっちゃうクマね。
高配当投資をするなら、この辺しっかり考えてからの方がいいと思うクマー

直近10年非減配銘柄については、業界内でそれなりの地位を持っていたり、その企業ならではのはっきりとした強みを持つ企業が多い印象クマ。
特に、10年も非減配を貫いているとなると、結構様々な危機を無事乗り越えてきた証にもなってるクマね～

とはいえ、1つ見逃してはいけないのが、「実績＝あくまでも過去」クマ。

よく、米国株に投資する人が分かって言ってるのか、分かってないで受け売りしているのか、よく分からないけど、「過去ずっと右肩上がりだからこれからも右肩上がりである」みたいなことを言っているけれど、クマは意味が通じているようで意味が通じてないと思うクマ。
（影響はなくはないクマ。株価がずっと上がり調子であれば、その波に乗りたがる人も多いからクマ。）

なぜなら、ずっと右肩上がりなのは本質的な理由があるからクマ。
たとえば、米国は世界の産業の中心、人口増加傾向、株主ファーストのマインドの浸透、経済政策、強い外交力（軍事力）などなど、色んな本質的な理由があって株価が右肩上がりになってるわけで、株価が右肩上がりだったからというわけではないと思うクマー

ちょっと話がそれたけど、米国だけではなく、非減配銘柄や連続増配銘柄にも同じことが言えて、過去と未来は別個のものとして考えるべきで、特に今後もこの調子を維持できる本質的な理由はしっかりあるのかどうか、それをしっかり調べてほしいクマね！

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最後に

いつまで続くかは分からないけど、日経が歴史的な高値なことに変わりはないクマね！
高配当銘柄がだいぶ買いにくい相場ではあるクマー

相場は絶好調だけど、去年のような相場の不調でだいぶ食らってしまって配当株で安定を図りたい、元から配当が好きで配当金目的の投資をしている、これから配当金目的の投資をしてみたい！など、様々な方がいらっしゃると思うクマね。

人によって投資方法や考え方は千差万別なので、クマがどうこう言うつもりはないけど、冒頭の「記事の活用にあたって必ずやっていただきたいこと」の章や各章でも述べたように、まず保有するなら自分の軸を定め、メリットデメリットしっかりあぶり出して、かつ長期的な視点で分析する必要があるし、どのタイプの銘柄であっても「実績は実績、今後は今後」としてしっかりすみ分けて考える必要があるクマね。

目先に釣られることなく、過去を頼みにしすぎることなく、ご自身でしっかり調べて、特にとある期間だけ切り取るのではなく、複数年―できれば長期のデータを基に保有を判断してほしいクマ。

面倒だとは思うけど、目先だけ考えずに、長期的に、できるだけ広く見て判断したいクマね！

長文になっちゃったけど、今回はここまでクマ。

「Twitterフォロー、リツイート」を与えると喜ぶクマ🐻
また、無断転載、許可なき加工・フォーマットのパクリ、リライトはこれらを一切禁ずるクマ。
発覚した場合、厳正な処置を取るクマ。
参考にしたならその旨ちゃんと明示してほしいクマ。
ぜひ、多くの人に届くように、何卒「いいね・リツイート」をよろしクマ！

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