【日本株】知名度低め「長期非減配×高配当」20銘柄まとめ【高配当】

こんにちクマ🐻

今回は配当好きにはたまらない記事をご用意したクマ！

様々な理由あって、SNSで投資情報を発信していらっしゃる方がどんどん増えているクマ。
中でも、結構多くの方が図解を用いた銘柄解説をしてくださってるクマね。
それはいいことだけど、多くの方が同じようなことをやっているので、銘柄が被ったり、どうしても有名な銘柄の方が反応が良いのもあって「有名な銘柄は飽きるほど見てきたしお腹いっぱい…」、「新鮮さがある銘柄が知りたい」というニーズも少なからずあると思うクマ。

そういった方々のお役に立つべく、今回はちょっと2回くらいひねって「高配当を主軸にしつつ、知名度が低い×長期非減配の2要素を足した記事」をお届けするクマ！

リサーチのお役に立てる記事になってるクマ！
熱烈ないいね・リツイートよろしクマー🐻

目次は↓をぽちっとクマ🐻

ついでに読んでおきたい記事

※過去記事なので、株価などの情報は変わってるけど、銘柄自体は参考になると思うクマー

✅高配当投資全般に興味がある！全体的にどんな銘柄があるのか知りたい！
　👇【日本株】有名な高配当65銘柄 総まとめ【高配当】

記事こちら

✅他の非減配高配当銘柄が知りたい！（有名な銘柄多め）
　👇【日本株】非減配＆高配当 20銘柄まとめ

記事こちら

注意点（必読）

✅本記事における銘柄に対するクマのスタンスは、「リサーチ結果のまとめ＆紹介」であり、決してそのまま真似すること、購入、売却など特定の投資行動を誘導するものではないクマ

✅あくまでも断片的な情報の提供であり、 銘柄選びの参考資料という位置づけなので、完璧な資料ではないクマ

✅万全を期してるけど、データが最新のものではなかったり、間違いがある可能性もあるクマ

✅データはサイトによって定義などが微妙に違っていたりするので、他のサイトとは情報が異なっている場合もあるクマ

✅本記事で紹介した銘柄の今後に関しては一切言及しないクマ
　→あくまでも実績（ファクト）にのみ触れており、今後の予測などは一切しない

✅今回の記事のテーマである「知名度が低い」はあくまでもクマの主観クマ
　→クマの主観で、非減配銘柄や高配当銘柄を語る時に真っ先に出てくることはなさそうな銘柄を選んでいる

✅データは2023/2/17時点（終値）クマ
　→増配予定などの全てのデータは2/17時点のデータなので、それ以降のデータは反映していない

✅配当利回りは「予想利回り」クマ
　→予想配当額÷2/17終値

✅本記事での「高配当」の定義は、配当利回り3％以上の銘柄のことクマ

✅中にはまれに権利付き最終日が他と違っていたり、特別配当で利回りが上がっている場合があるので、保有するなら一回はご自身でしっかり調べてほしいクマ

✅非減配期間や連続増配期間を算定するにあたって、「記念配当」や「特別配当」は除いてカウントしているクマ
　→いちいち手作業で過去を遡ってチェックして計算してるのでミスがあるかもクマー😭

✅「直近10年」は「実績のみ」をカウントしており、今期予想は「直近」として算入していないクマ

記事の活用にあたって必ずやっていただきたいこと

✅なぜ配当金目的の投資をするのかしっかり考える
　→銘柄によっては利回りが高くても株価が犠牲になり、結局は資産があまり増えていないパターンもある
　→株価を犠牲にしてでもインカムが欲しい！という考え方は実は相当危険で、株価が下がって高配当になっているような銘柄は、減配リスクが高いので、その考え方は根底から崩れる可能性が高い
　→利回りが高い銘柄は必ず理由がある（株価下落、特別配当、景気連動など）ので、それをしっかり突き止めてから保有した方がいい
　→特に「毎月配当」に変にこだわりすぎると、その条件を充足させるためにリスクが高いような余計な銘柄を入れる必要があって、必要以上にリターンを削ることにもつながるので、よく考えた方がいい

✅長期の株価チャートをチェック
　→特に株価が下がって高配当になった銘柄は要注意（業績悪化など何かしら悪材料を内包している→株価下落→いずれは減配する可能性につながる）

✅あくまでもデータはファクトで、過去は未来を保証しないので、企業分析をしっかりしたうえで保有する
　→過去の栄光が当たり前のように今後も続くと決めつけず、しっかり調べる
　→今の好材料がずっと続くとは限らないので、しっかり調べる（逆もしかり）

✅局面ごとに強い・弱い銘柄があるので、必ずそれを加味した上でポートフォリオに組み込む
　→特に最近だとコロナで強くなった銘柄とそうでない銘柄をしっかり見極める

✅複数年のデータを調べる
　→多くの指標（売上高、EPS、配当性向など）がコロナをきっかけに急激に上がったり落ちたりしてるので、今回出させてもらった単年度データではなく、必ず複数年のデータをチェックする
　→単年データしか見ないと、見たデータがたまたま異常値だった場合、それを基に判断すると悲惨なことになる

20銘柄まとめ～利回り順～

まずは利回り順で並べてみたクマ！

今回は比較的知名度が低い（クマの主観だけどクマー🐻）銘柄がメインテーマだし、中には記念配当や特別配当などで補足説明が必要な企業があるので、以下にて手短に今回の20銘柄の企業概要＆注意ポイントを記載しておくクマ～

特に注意点は※に記してあるので、絶対見てクマ！

※企業概要はマネックス証券「銘柄スカウター」を参照

■イノテック（9880）
EDS事業グループ
テストソリューション（テスター、半導体検査装置、半導体テスト）、半導体設計関連（半導体設計用EDAソフト、LSIの受託設計・開発）、システムサービス（組込システム）の3事業

※2010年3月期に配当性向100％越え

■和田興産（8931）
老舗マンション販売会社（明治32年創業、神戸本社）
神戸・明石・姫路・北摂・西宮を中心に中小型分譲マンション「ワコーレ」、木造戸建住宅「ワコーレノイエ」の開発・販売、不動産賃貸（住居、店舗等）を営む

※2010年2月期は赤字

■伊藤忠エネクス（8133）
エネルギー商社（伊藤忠グループ）
家庭・法人向けの石油製品・LPガス販売とSS運営を中心に、高圧ガス、燃料用・厨房用・冷暖房用機器や自動車用品の販売、自動車販売、エネルギー（電力販売、熱供給）を取扱う

※2021年3月期に記念配当6円あり

■ジャックス（8584）
大手クレジット会社（三菱UFJ銀行系列）
消費者信用業務（包括信用購入あっせん、個別信用購入あっせん、融資、信用保証、融資）を主力に、リース・債権管理回収・後払い決済業を営む

■NECキャピタルソリューション（8793）
リース会社（NECグループ）
リース（情報通信・事務用機器、産業・土木・建設機械のリース）、ファイナンス（金銭貸付、ファクタリング、有価証券投資）、インベストメント（投融資、アドバイザリー）の各事業

■エクシオグループ（1951）
情報通信建設会社、国内2位
エンジニアリングソリューション（通信キャリアインフラ、社会インフラ・環境、都市インフラ/電気・土木・建築）、システムソリューション（ICT・ネットワーク、DX支援）を展開

※2022年3月期に記念配当2円あり

■スバル興業（9632）
道路メンテナンスとサービス会社（東宝の子会社）
高速道路や一般道のメンテナンス（道路・橋梁・河川や附属設備の補修・保全工事）、飲食店・マリーナ運営のレジャーサービス、不動産賃貸業を営む

※直近数年は毎年相当な額の特別配当や記念配当を出している

■セブン銀行（8410）
ATMサービス中心のネット銀行、セブン&アイ・HDの子会社
原則24時間365日利用のATMサービス、ネットバンキング、決済口座サービス（普通預金、定期預金、送金、ローン、スマホATM）を営む

※2019年3月期の配当性向は99％

■日本電計（9908）
電子計測機器の独立系専門商社
電子計測機器、科学・光学・精密機器、環境・試験機器、電子応用測定器、情報機器、教育用実験装置、特注装置、モジュールなどの販売およびリースレンタル

※2010年3月期は赤字

■横河ブリッジホールディングス（5911）
橋梁メーカー、国内最大手
鋼構造物（橋梁・建築環境）の設計・製作・現場施工・保全を主業務に、エンジニアリング関連（システム建築、土木関連、建築機鉄）、先端技術（精密機器/高精度フレーム製造）の各事業

※2012年3月期の配当性向100％越え

■DTS（9682）
独立系のITサービス会社（旧：データ通信システム）
金融・保険・公共・情報通信・製造・小売分野を中心にシステム受託開発、運用・保守、コンサル、運用基盤BPO、ソリューション提供、パッケージソフト開発

※2010年3月期の配当性向100％越え

■三洋貿易（3176）
産業資材商社
化成品（合成ゴム、化学品・ファインケミカル）、機械資材（産業資材/自動車用内装部品、機械環境、科学機器、マテリアル）を商材に、北米・中国・東南アジア・欧州との輸出入と国内販売

■CDS（2169）
技術情報マネジメントグループ
自動車・情報家電・産業機器・医療教育業界を主要顧客に、技術ドキュメントの企画・編集・翻訳・制作、ロボットシステム開発、3D-CAD設計支援＆技術システムの開発受託

※2009年12月期は赤字
※記念配当多数

■東テク（9960）
空調設備・制御機器の独立系専門商社＆工事会社
商社（空調・設備関連機器の販売）、ビルオートメーション（建築設備の自動制御エンジニアリング）、エネルギーソリューション（ソリューション提案）の3事業

■センコーグループホールディングス（9069）
大手物流サービス会社
企業間取引による物流事業（自動車運送、食品・チェーンストア・ファッション物流の流通ロジスティクス、住宅・ケミカル物流、国際物流）、商事・貿易事業（石油類販売、商事販売）を展開

■日本化薬（4272）
化学品メーカー
火薬・染料・医薬・樹脂の基盤技術を融合した機能化学品（機能性材料、触媒、色素材料、偏光フィルム）、医薬（抗がん薬、バイオシミラー、原薬）、自動車安全部品、農薬の製造・販売

■竹内製作所（6432）
小型建設機械メーカー
小型建機に特化、グローバル市場向けに「TAKEUCHI」ブランドの建設機械（ミニショベル・油圧ショベル、クローラーローダー、クローラーキャリア）を製造・販売

■カナモト（9678）
大手建機レンタル会社、北海道地盤、業界2位
土木・建築、都市開発・交通環境整備・地方創生・災害復旧用の建設用機械・機材（油圧ショベル、ダンプ・トラック、仮設資材・ハウス、発電機等）のレンタル供給

■日本毛織（3201）
国内トップクラスの毛織物メーカー、通称ニッケ
衣料繊維（毛糸・毛織物、ユニフォーム素材、衣料用素材）、産業機材（繊維資材）、人とみらい開発（商業施設、不動産開発）、生活流通（商社＆物流）の4事業

■帝国繊維（3302）
防災・繊維会社、通称テイセン
主力の防災事業は消防ホース（消防用・消火栓用ホースー消防ホースの最大手）、防災資機材（防災機器・救助器具、CBRNE資機材）、防災車両（救助工作車、特殊車輌）、消防被服・防護服の製造販売

ちょいちょい赤字などの危機があった銘柄も意外とあって、長期非減配銘柄だからという理由だけで安心しちゃダメクマね！

20銘柄まとめ～非減配年数順～

非減配年数順に並べてみたクマ～

何と40年を超える銘柄もあるクマね！
30年を超える銘柄も2銘柄あるし、20年越えの銘柄も1銘柄あるクマ～

米国の50年とか60年とか連続増配銘柄にはインパクト的には欠けるかもだけど、日本の銘柄も優秀クマね～

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所感

繰り返すけれど、今回取り上げた銘柄たちは「おすすめの意図は一切合切ない」ということを皆さんに改めて知っていただきたいクマ。
そのうえで、クマの感想を2つの視点で述べていきたいクマね。
客観的に自分で評価したい！という方は読み飛ばしてもらってOKクマ～

①長期非減配銘柄だからとう理由だけで安心してはいけない

さすが長期非減配銘柄ということで、みんな各々のポジションで長い間強みを発揮し続けてきた銘柄たちという印象クマ。
ただ、銘柄紹介欄の※にも記載させていただいたように、中には（過去の事象ではあるけど）懸念点があった銘柄も多く見受けられるクマ。

今後もこういった危機が来ないとも限らないし、仮に大きな危機が来たら、今までのような安定性は発揮できないかもしれないクマ。

ここで、絶対見逃してはいけない考え方が「実績＝あくまでも過去」ということクマ。

よく、米国株に投資する人が分かって言ってるのか、分かってないで受け売りしているのか、よく分からないけど、「過去ずっと右肩上がりだからこれからも右肩上がりである」みたいなことを言っているけれど、クマは意味が通じているようで意味が通じてないと思うクマ。
（影響はなくはないクマ。株価がずっと上がり調子であれば、その波に乗りたがる人も多いからクマ。）

なぜなら、ずっと右肩上がりなのは本質的な理由があるからクマ。
たとえば、米国は世界の産業の中心、人口増加傾向、株主ファーストのマインドの浸透、経済政策、強い外交力（軍事力）などなど、色んな本質的な理由があって株価が右肩上がりになってるわけで、株価が右肩上がりだったからというわけではないと思うクマー

銘柄を保有するのであれば、今後もこの調子を維持できる本質的な理由はしっかりあるのかどうか、それをしっかり調べてほしいクマね！

②高配当銘柄への投資は慎重に（特に配当さえもらえればいい！という考え方は危険）

人によって考え方は様々あるので、ごちゃごちゃ言うつもりもないけど、特に高配当銘柄について（今回の銘柄限らず）これだけは知っていただきたいクマ。

「株価はどうでもいい！目先の配当金があればいいし、配当で元を取る！」という考え方クマね。
クマもこの考え方にはある程度賛成クマ。
しかし、これは非常に危ない考え方で、株価が下がるということは、業績をはじめに何かした不安要素があることの現れでもあり、減配やひどい場合は無配になってしまい、その考え方は根底から覆ることも大いにあるクマ。

となると、株価は株価で落ちまくって、配当も減配で思うほど取れず、ただの爆損マン💣📉になっちゃうクマね。
高配当投資をするなら、この辺しっかり考えてからの方がいいと思うクマー

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最後に

2023年に入ってから、相場がだいぶ回復してきたクマね！
とはいえ、まだまだ不安要素がたくさんあるのも事実クマ。

こういう相場的な要素もあれば、元から配当が好きで配当金目的の投資をしている、これからしてみたい！という方もいらっしゃるクマ。

人によって投資方法や考え方は千差万別なので、クマがどうこう言うつもりはないけど、冒頭の「記事の活用にあたって必ずやっていただきたいこと」の章や「所感」の章でも述べたように、まず保有するなら自分の軸を定め、メリットデメリットしっかりあぶり出して、かつ長期的な視点で分析する必要があるし、どのタイプの銘柄であっても「実績は実績、今後は今後」としてしっかりすみ分けて考える必要があるクマね。

目先に釣られることなく、過去を頼みにしすぎることなく、ご自身でしっかり調べて、特にとある期間だけ切り取るのではなく、複数年―できれば長期のデータを基に保有を判断してほしいクマ。

面倒だとは思うけど、目先だけ考えずに、長期的に、できるだけ広く見て判断したいクマね！

長文になっちゃったけど、今回はここまでクマ。

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発覚した場合、厳正な処置を取るクマ。
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